1/43ポルシェミニカー塗装 完成

 先日本塗りを終えていました1/43サイズのポルシェミニカーです。

組み付け自体は先日終わっていて、最後にドアミラーをエポキシ接着剤で取り付けました。

 そして完成です。大変お待たせ致しました!

最初の状態も紹介しますね。

こちらのポルシェ911ターボSのミニカーには赤の設定が無いらしく、最初は知人の方に塗装をお願いしたとの事ですが(画像奥の物)、中々思うようには仕上がらなかったらしく、改めてポルシェジャパンのディーラー経由で本国(恐らくはドイツ)から2台のミニカーを取り寄せ、今回のご依頼に至りました。

車体のサイズは全長が10cm程で、上手く分解出来るかどうかは不明だったのですが、最悪「一台を部品取りにしてもう一台を完成させる」と言う方法でご了承を頂きまして今回のご依頼を受付する事に至りました。

 分解はボディ単体(アルミ)にまで出来たので、溶剤に浸けて旧塗膜を剥離する事も出来たのですが、今回はそこまでマニアックなご依頼でもありませんでしたので足付け処理のみで上から塗り重ねています。

 色はポルシェ純正色の「ガーズレッド」(カラーコード:80K)で、使用している塗料はSTANDOX、作業内容は基本的に実車に行う塗装と同じ内容になります。車体毎の色ブレは当然ありますが、本物の車と並べてもほぼ同じ色に見える筈です。

塗装する部品点数自体は少ないので結構楽かと思っていたのですが、やはりと言うか分解組み付け作業がとても面倒でした。もしもワークショップなどでやるとしたら、塗る事だけで精一杯ですかね。

 ちなみに今回の物は1台がプレゼント用で、もう一台はご自分用と言う事のようです。

 リヤにあるエンブレムは新たにデータから作成し、デカールをクリアーの下に貼り付けています。内容については以下の記事で紹介しておりますので宜しければご参照下さいませ。

1/43ポルシェミニカー用 デカール作成

 フードバッジは元々貼ってあったシールが再利用出来たので、こちらは最後にクリアーの上に貼付けてあります。

 それにしても付属品(外装品)が思っていた以上に良く出来ていてビックリしました。これが一台¥6,000程で販売出来ると言う事に驚きです。やはり対象が世界となると販売台数も相当な数となり、製造コストも随分と落とせるのですね。

 であれば「赤」の仕様もあって良さそうな物だと思いましたが、実車ではこの色自体が少ないのかも知れません。確かに普通の人には乗れないような色ですし(目立ち過ぎるかと…)。

 一応調べてみたところ、ターボSの新車価格は¥26,300,000との事でした。コメントのしようが・・・。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!