アルファロメオ内装パーツ塗装承ってます

 先日到着しておりましたアルファロメオ147の内装部品5点です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 オーディオパネルにはダイヤルが着いた状態で、多分単なる嵌め込みだと思うのですが、外す際に破損すると恐らくアッセンブリー交換になると思われますので、今回はマスキングで対応する事に致します。

 色に関しては「白っぽい、きめの細かい、明るいつや消しのシルバーに」とのご要望を頂きましたので事前に色見本帳を発送~お貸出したのですが、判断が難しいという事でお任せ頂く事になりました。

ちなみに一応参考画像もメールに添付して頂いて拝見したのですが、塗装の色味や質感、明るさなどは画面上で見る画像では判断が出来ないので難しいのです。

以前そういった事も検証していますのでちょっと紹介しますね。

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2017/02/22/%E8%89%B2%E3%81%AE%E8%A6%8B%E3%81%88%E6%96%B9/

と言う事ですが、「きめの細かく白い」となるとこちらの2色に絞られまして、今回は透かしの黒味(金属っぽさ)は必要無いので画像右側のMIX818では無く、左のSPFシルバー(JLM-906)を原色そのままで行こうと思います。キメの細かさならMIX818より細かいと思います(JLM-906は日本仕様なのか特別色枠なのか判りませんが、原色特性表に含まれておらず、粒子サイズや特徴が他の原色と比べる事が出来ません)。

尚こちらは艶ありの色見本なので、艶消しになるともっと白っぽさが出て、またコントラストも穏やかになると思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

インプレッサブレーキキャリパー塗装 完成

 大変お待たせしました!スバルインプレッサ用ブレーキキャリパー一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々新車に付いていた物を外し、現在はこれと同じ形の赤いキャリパーが装着されているとの事でして、こちらはオリジナルのままでと言う事で今回のご依頼に至りました。

ですので見た目的には余り変わりありませんが、既存の塗膜はサンドブラストで剥がしてから塗り直してあります。

 キャリパー本体の色とロゴの色は元の近似色を選んで使用しています。

 手間が掛かったのがやはりこちらの凸文字部分の塗装で、平面であればマスキングシートを使って出来ますが、出っ張っている上にガタガタとしている為、一旦白で塗ってから塗膜を完全硬化させ、その上に塗ったベースコートの黒メタリックを削り取る(拭き取る)と言う方法で白を表現しています。

塗装方法は以下ページの記事で紹介しておりますので宜しければご参照下さいませ。

インプレッサブレーキキャリパー 本塗り

 リヤの方は元のロゴを参考に、似たようなSUBARUのロゴと、その上下にラインを設けて純正っぽく仕上げています。

こちらも最初の画像を紹介しますね。

こちらが最初の状態です。

 またクリアーも元の状態に近いように艶消しクリアーを使用しています。

 車体との固定個所にはクリアーは塗らず、プライマーとベースコートの黒を薄膜で仕上げています。

 フロントキャリパーの方も車体との固定部は同じように仕上げています。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!