RB26エンジンパーツ一式 本塗り

先日下地処理まで終えていたスカイラインGT-RのRB26エンジンパーツ一式です。

傷の部分は#320でサンディングし、その後#800目で足付け処理を行っています。

 既存の上塗り塗膜はかなり薄いので、ちょっと研磨しただけで下地が露出しまいます。

 プライマーは金属が露出した個所だけで良いのですが、スポットで塗っている方が肌が荒れてしまうので全体に覆ってしまいます。

 同じくこちらのプラグカバーも。

 続けてベースコートを塗布します。

こちらはマツダの「ソウルレッドプレミアムメタリック」(カラーコード:41V)のカラーベースに、

 いつもテールランプの塗装に使っているキャンディーレッドを塗り重ねます。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 塗膜構成としては、「カラーベース×3コート」+「キャンディーカラー×3コート」+「クリスタルクリアー×2コート」となっています(下地は除く)。ベースコートが6コートとなると厚塗りの部類になる為、最初のカラーベースには直接硬化剤を入れて対応しています(STANDOXでは通常ベースコートに硬化剤を入れる必要はありません)。

 ちなみに新車時の塗装では「カラーベース」+「キャンディーカラークリアー」の2コート塗装となっているので、色ムラや色褪せが酷いのでは、と思っています。

 画像だとキャンディ―カラーの良さを伝えるのが難しいので、完成時にはその辺りが判り易いように紹介したいと思います。

この後一日常温で一日寝かして塗膜中の溶剤をゆっくり抜き、その後60度40分程の熱を掛けて強制乾燥~完全硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!