日産マーチグリルメッキモール&エンブレム 本塗り

 先日サフェ研ぎを行っておいたマーチのフロントグリルメッキモールと、

 NISSANのメッキエンブレムです。

良く脱脂清掃後、エアーブローをして埃を飛ばしたら、

 ベースコートに黒を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。

 画像での紹介だとあっという間ですが、ブース内全体の埃を飛ばして水を撒いたり、被塗物の脱脂は二回、エアーブローは時間を置いて3回、途中コート毎の乾燥時間(フラッシュオフタイム)を設けたりタイベック(埃の出ないツナギ)に着替えたりと、それなりに時間は掛かっています。なので同じ色は極力一緒に塗れるようにと、今回はマイクの色見本を3本同じ黒に塗装しています。

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」で、弱点としては天面がワキ易い(ハジキでは無い極微細なピンホールが出易い)為、一日掛けて塗膜中の溶剤分をゆっくりと揮発させ、熱を入れるのは明日以降とします。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

シビックブレンボブレーキキャリパー塗装承ってます

 先日よりお預かりしておりましたブレンボのブレーキキャリパーです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

こちらのオーナー様は6年くらい前ににブレンボのキャリパー塗装をご依頼頂いていたのですが、なんとその後車体を盗まれてしまったとの事で、今回新たな車体用にと再びご依頼頂ける事になりました。何とも酷い話ですが、新たな車体の制作に取り掛かっている事、また今回再びお声を掛けて頂けた事が非常に嬉しく思います。

 状態としてはいつものようにクリアーが剥がれていて、下地処理はいつものブレーキ屋さんにてサンドブラスト処理をお願いし、色は以前と同じく(!)キャリパーはシルバーに、bremboのロゴは赤の塗装で承っています。

以前ご依頼頂いた時の画像もありますので紹介させて頂きますね。

この時はまだ知人の自動車鈑金塗装工場に間借りしていた時で、まだ6年しか経っていないという事に驚愕しました。

下地処理をお願いするのはこの時一緒にここの工場に間借りしていたブレーキ屋さんで、以下の記事が参考になると思いますので宜しければご参照くださいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

 こちらは今回お預かりしたキャリパーの裏側ですが、当時はボルト止めの個所も気にせずに塗装していましたが、今はこれと同じような状態としてボルト止め部分には赤は塗らず、丸い形の艶消しの黒に仕上げます。純正は黒アルマイト仕上げなので当店の塗装とは違いますが、効用と見た目は同じような感じになっています。別の案件ですがそちらの画像も紹介しますね。

完成のイメージとしてはこのようになる予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!