先週到着しておりましたスバルインプレッサ22Bのアルミ製インテークマニホールドです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
インプレッサのアルミ製インマニは今までも何度か施工していますが、どれもこのように新車時の塗装がペリペリと剥がれてしまっています。これを時々「熱のせい」と思われている方も多いと思いますが実際はそうでは無く、アルミ素地に直接上塗り(この場合は結晶塗装)を行っても塗膜は密着しません。ただメラミン系などの熱硬化型塗料(いわゆる「焼き付け」と呼ばれる塗装)はそれ単体でも比較的密着性が良い為、量産品の工業塗装では金属用のプライマーを塗らないでそのまま色を塗ってしまうケースがほとんどとの事です(と職業訓練学校に時々講師として来て下さっていた金属塗装業界の権威と言う方が仰ってました)。
インマニの根元、インジェクションが着く辺りでは腐食も見られる為、今回は軽めのサンドブラストもご用命頂きました。一応作業内容を紹介しますね。
・サンドブラスト処理(軽め)
・リン酸処理
・プライマー塗装
・つや消し黒塗装(インジェクションの嵌る箇所とネジ穴面)
・結晶塗装(鮮やかな赤)
となります。
同じ部品かどうか判りませんが、以前施工したインマニも紹介しますね。
色はこの時と同じく鮮やかな赤で承っています(他には日産系のドス黒い赤などがあります)。
ホースパイプが2個残っていたのでそちらは一旦取り外しておきました。塗装後に元に戻しておきます。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!