マツダブレーキキャリパー 素地調整

先日お預かりしておりましたマツダRX-7のフロントブレーキキャリパーです。

元々あった梨地をオーナー様自らグラインダーで削っていて、ただその後忙しくなって作業が出来ない状況になってしまっていたとの事で、この後の作業を託されました。

 シングルアクションのサンダーは切削力が強い反面、局所的に掘ってラインを崩してしまったり深い傷を付けてしまうので、中々扱いが難しい所があります。

 今回行った工程としては、

・シングルアクションサンダー#80→#120

・ダブルアクションサンダー#80→#120

上記のサンダーが当たらない個所はミニサンダーとオービタルサンダー、さらに当て板に#120を貼って手研ぎ、リューターなどを使います。

画像の左上が施工後で、右が施工前です。

 同じく左側が施工後で、右が施工前の状態です。

 使った工具はこんな感じです。

 凸文字は下のSUMITOMOの小さい文字も残されたいとの事で、何とかそれを避けて素地を均しました。

サンダーによる修正が完了したので、この後はいつものブレーキ屋さんに送ってサンドブラスト処理等の下地処理をお願いします。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!