MAZDA RX-7ブレーキキャリパー塗装 完成

 大変お待たせしました!マツダRX-7の純正ブレーキキャリパー一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

フロントキャリパーはグラインダーで削り込まれていた物を、

サンダーで深い傷やラインを均し、

自家塗装されたリヤキャリパーは、

いつものブレーキ屋さんにてサンドブラストで全部剥がして貰いました。

 リヤキャリパーもオーナー様自ら研磨を行っていたようでツルツルに仕上がっています。

 リヤブレーキを仮組みしてみました(全然関係ない細いボルトを挿し込んで固定しています)。

 車体にボルトで固定される箇所には膜厚を付けないようプライマー&ベースコートの黒を薄膜で仕上げています。

 オーナー様のご希望によりSUMITIMOの文字も残すようにしました。

またリヤキャリパーには、古いマツダのロゴをデカールで入れています。

幅がかなり狭く8ミリくらいしか無かった為、ロゴのサイズは6.5ミリにしています。

言われないと気が付かない程ですが、こういうのは愛着が沸きますよね。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

透過性塗装 テールランプ関係下準備

透過性塗装 テールランプ関係下準備

先日に引き続きテールランプ関係の下準備です。

 CBR250RRのテールランプに着いていた板ゴムは一旦剥がしておきます。塗装後に同じように両面テープで貼り直しておきますね。

 こちらはBMW E46のテールランプで、画面右側の小さいテールランプの上部「バックランプ」のクリアーレンズ部分で、クリアー抜きのサイズを最初のご指定よりも小さく変更となりました。内部反射板の壁部分から8ミリ内側で承っています。元の画像はこちらから見れますので宜しければご参照下さい。

と言う訳で、今回はフリーハンドによるマスキングでは無く、データから作ってマスキングシートを作製する事にしました(と言うかこうしないと角のアールは綺麗に作れませんので)。

また位置を出し易いように、周りに幅8ミリのガイド用シートも一緒に作成しています。角の形が変なのは気にされなくて大丈夫です。

 それぞれがバラバラにならないようマスキングシートで固定し、外周を内部リフレクターの壁に合わせて貼付け、

 ガイド用のシートを剥がすと枠から内側8ミリの位置にピッタリ貼れると言う寸法です。

 また社外品のテールランプには製造時のバリがあるので、

空研ぎペーパー#120→#180→#240→#320→#400で平らに研ぎ付け、最終#800で目を均しておきます。

他の部品も#800→#1300でレンズ表面の足付け処理を行い、よく脱脂清掃をしておきます。この後は埃が乗らないよう一旦保管しておき、来週早々~半ばまでに本塗りを行う予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!