フォレスターテールランプ レッド&スモーク 本塗り

 フォレスターのテールランプは前日の内にラインテープ(3mm)を見切りラインに貼っておき、

 本塗り当日にマスキングテープを貼り付けます。

 プラスチックプライマーを塗布し、透過性の赤を塗ったらマスキングを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗って今度は全体にスモークを塗ります。

 スモークが規定の濃さになったら最後のクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーレンズのテールランプでフチが黒くなっているのは私的にイマイチだと思っているのですが、レンズに色が着くと逆にそれのお陰で全体が引き締まって格好良くなってくれます。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

CBR250RRテールランプ 本塗り

こちらもお待たせしました!CBR250RR用の社外品テールランプも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

 ちなみにマスキングをしていてどうもヌルヌルすると思ったら、ベース部分とレンズ部分との接合部に使われているシーラーがシリコーン系のようです。

レンズに食み出る程では無かったので問題は無いですが、そこを触った手でレンズを触るとハジキ等のトラブルになるのでその辺は特に気を遣いました。

 クリアーレンズの状態だと点灯した時に眩しすぎると言う事で、今回は「標準より少し濃い目」のスモーク濃度でご指定を頂きました。濃度の調整はベースコートで、最後にクリアー(その名の通り透明な塗料)を塗っています。

画像だと想定しているよりも少し薄い「標準濃度」くらいに見えますが、これは側面から光が入り込んでいるので実際よりもスモークは薄く見えています。

実際に車体に装着されるとレンズは逆向きにオーバーハング状態となり、また上下(画像だと前後)と中央の溝にカウルパネルが装着されて光がレンズ内部に入り込まないので今よりも黒く(暗く)なる筈です。黒さが足りないという事は無いと思いますのでその点はどうぞご安心下さいませ。

それではこちらも完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。今回塗ったレンズ類は週末くらいに完成出来る予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メルセデスベンツCLSテールランプ 本塗り

 こちらもお待たせしました!メルセデスベンツCLSW218 のテールランプもスモーク塗装で無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

レンズ表面を良く脱脂清掃し、エアーブローをして埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗布します。

続けてスモークのベースコートを塗布します。

この時点では前回施工した時の濃さと同程度で、ただし今回は「これよりも半段階濃く」と承っていますので、

 さらにもう1コートスモークを重ねて濃さを調整しました。

スモーク濃度の微調整は意外に面倒で、最初は様子見で比較的薄目のスモークを、その後はコート毎に黒の含有量を変えて塗料自体の濃さを調整し、最終的に5コート以内、最悪でも6コートで終わらせます。

ベースコートに限る事では無いのですが、塗膜が厚くなり過ぎると強度が落ちる為、一工程での厚塗りは避けなければなりません(どうしてもと言う場合は一旦熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、再び足付け処理をした後に再塗装と言う事となります)。

 濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。

テールランプはフチまで塗れるよう、下にボール紙芯棒を固定して少し浮くようにしています。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ハイマウントストップランプ 本塗り

 こちらもお待たせしました!比較的小型なサイズの後付け用社外品ハイマウントストップランプも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

周りの黒いカバーパネルをマスキングし、レンズ部は#1300(バフレックスオレンジ)で足付け処理を行っています。

 プラスチックプライマー塗布後、透過性の赤(レッドキャンディー)を4コート程塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。尚こちらはスモーク無しの仕様となります。

周りのマスキングテープはクリアー塗装直後に剥がそうと思っていましたが、周りのカバーとレンズとの隙間はそのまま残っていたので(クリアーで埋まっていなかったので)今回はこのままとしておきました。マスキングテープを剥がすのにもリスクは伴いますので、必要無ければ極力触れないがセオリーとなります(手の付いていたホコリが塗面に付くという事もありますので)。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW E46 テールランプ レッド&スモーク 本塗り

 先日バックランプ部のマスキングシートを作製しておいたBMW E46のテールランプです。

ガイド用の枠を着けた状態で内部反射板に位置を合わせ、ガイド部分のシートを取り除いて枠より8ミリ内側の小さなサイズのマスキングシートを貼り付けます。

 続けて赤いレンズ部分を養生します。

 大きいテールランプの上部「ウィンカー」部分については、「薄めのレッドか濃いピンクに」と伺っていまして、

 また参考画像もいただいていますのでそれを基に色を決めます。今回は単に赤を薄くするのではなく「ピンク」のキャンディーカラーを使う事にしました。

 ただしこれだけだとかなり変ですので、

ピンクを塗るのは最初の1コートのみで、その後は通常通りレッドのキャンディーカラーを塗りました。ただしウィンカーがオレンジに光るよう薄目にしています。

 こちらは「下側の赤と同じように」と承っていますので、通常通り透過性の赤を塗り重ねていきます。尚プラスチック素地面には全てプラスチックプライマーを塗布しています(ただしマスキングをする個所に塗ると糊が剥がれなくなってしまうのでその都度、今回は3回に分けて塗っています)。

 最後に赤の色(色相)を合わせる為、レンズ全体に透過性の赤=レッドキャンディーを塗布します。またバックランプ部のマスキングシートもここで剥がし、再度プラスチックプライマーを塗っておきます。

 また「全体的にダークな色目」ともご指定頂いていますので、スモークを重ねて黒さを足していきます。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 最後に塗ったスモークのお陰でウィンカー部と下側の色味は余り差異を感じられない程になっていると思います。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで、今回のターンでは全てこちらのクリアーとなっています。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させたら必要に応じて磨き処理を行い、数日寝かして完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!