GMCホイールキャップ複製&塗装 完成

 先日本塗りを終えていたGMCのホイールセンターキャップ(カバー)です。左奥がオリジナルで、右の二個が今回複製・塗装した物です。

 キャップのフチには溝が彫ってあって、そこに丸ゴムが嵌るようになっています。キャップはホイールにピッタリと言う訳では無く、多少遊びがあってそれのビビり防止みたいな感じですかね。

ちなみに丸ゴムは元々付いている物は3.5ミリ径くらいで、今回用意出来たのは3mmなので、厚みが足りない分は両面テープを貼ってデヅラを合わせます。尚ゴムに直接両面テープは付かないのでプラスチックプライマーを塗っています(綿棒で)。

 そして完成です。大変長らくお待たせ致しました!

最初の状態・・・は元々何も無かったので、社外記で紹介していた記事を紹介させて頂きますね。念の為ですが塗装以外は私的趣味のような作業なので、それらを単体ではお受付しておりません。ご了承下さいませ。

GMCホイールキャップ複製 概要

↑こちらは作業前の概要です。無くなってしまったホイールキャップがもう手に入らないと言う事でご相談を受けました。

GMCホイールキャップ シリコーン型作製

↑シリコーン樹脂を使ってオリジナルから型を取ります。

GMCホイールキャップ ボルト固定部作製

↑ボルト固定部が抜け落ちないようアルミを埋め込む事にしました。

GMCホイールキャップ シリコーン型 完成~試注型

↑シリコーン型の完成と、まずはウレタン樹脂で試しの注型をしました。

GMCホイールキャップ 注型完成

↑と言う訳で、エポキシ樹脂を使って複製品を2個作成しました。

その後パテやサフェーサーで形を整え、グレーメタリックと赤はそれぞれ別工程で塗装しています。

 当初より懸念していた個所がこのボルト穴で、ここが割れてしまうとカバーが外れてしまう為、アルミ製のリングを加工してエポキシ樹脂に埋め込む事にしました。

 最初に紹介していたフチの丸ゴムです。最初は入り難いかも知れませんので、その場合はゴムの表面に何か油を塗って頂ければスポッと入ると思います

 ボルトと対極する位置にある突起です。最初にこれをホイール側の穴に挿し込み、下の穴をボルトで止めるという固定方式になっています。オリジナルと同じ4ミリ径のステンレス棒を埋め込みました。

 裏側はクリアーは塗らずベースコートのみの仕上げにしています。

 右がオリジナルのアルミ製で、左が今回作成したエポキシ樹脂+ガラスパウダー20%混合成形品です。

真ん中がオリジナルで、左右が今回複製・塗装した物です。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE BETA58Aマイク塗装承ってます

先日到着しておりましたSHUREのボーカルマイクSM58Aです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はホワイトパールのべた塗りで、またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

ホワイトパールの色味については、以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介しますね。

マイク塗装今回ご指定頂いた色は、以前施工しましたこちらのダイハツホワイトパールMC(カラーコード:W16)となります。ロゴは関係ありませんので、今回はホワイトパールのべた塗り(グリルボールを含む)となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

BMW MINIテールランプ&メッキグリル枠塗装承ってます

先日到着しておりましたBMW MINIのテールランプとフロントグリルメッキモールです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 テールランプは「極薄めと薄めの中間」の濃度で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。クリアー抜きなどは行わず「べた塗り」となります。

 フロントグリルの枠部分はABS樹脂に装飾クロムメッキが施された物で、こちらは普通に塗装しても十分な密着性が得られませんので、いつものようにメッキ素地ようの下地処理を行ってからの上塗りとなります。色は「艶あり黒」、またこちらもクリスタルクリアーで承っております。

グリルの取り付け位置が比較的低く、また角度が付いていない(地面に対して垂直)に近いからか、部品の表面にはかなりの量の飛び石傷があります。

ただプライマー塗布後には通常通り十分な膜厚のサフェーサーを充填しますので、それを研磨する事でこれらの傷も払拭出来ます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!