ウィンカーベースプレート サフェ入れ

 昨年中にお預りしておりましたウィンカーの台座部分のプラスチックプレートです。

フチが劣化していたり形が崩れた個所があった為、当て板と#120を使って空研ぎしました。上面はウィンカーが着くと見えませんがそこも一緒に塗装するので#240で足付け処理をしておきます。

 素材が不明なので一応ウォッシュコンパウンドも併用しておく事にしました。

 特にネジが固定されるフランジ部はペーパーやスコッチでは処理がし難いのでリキッドタイプの研磨剤は重宝します。

 先日紹介したジムニーのホイールキャップと同様、念の為火炎処理も行っておきます。フチの裏側までしっかり処理し、この後全体にプラスチックプライマーを塗布します。

 そしてサフェーサーを塗布します。素材が多少柔らかく、ウィンカーを固定した時に押しつぶされる形になるかも知れないので少量(5%)の軟化剤を入れておきました。

サフェはフチから裏側に周り込むように塗っておきます。

こちらは艶ありの黒なので、後日行うスカイラインの内装パーツ等と一緒に本塗りを行おうと思っております。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリモデナ360鍵 サフェ入れ

 昨年の暮れにサンドブラスト処理を行っておいたフェラーリ360モデナのアルミ製キーです。周りの形がカクカクして変だったので#120である程度均しておきました。

 良く脱脂清掃した後、まずはプライマーを塗布します。

 続けてサフェーサーを塗布します。

今回の鍵は跳ね馬のエンブレムが着く部分の彫りが浅いのでマスキングはしませんでしたが、ここの彫りが深い場合には粘土などを詰めてマスキングするようにしています。ただしそれなりにサフェーサーは塗り込んでいるので、窪みの側面には余りサフェが乗らないように注意しています。

この後60℃40分程の熱を掛けてサフェーサーを完全硬化させ、さらに全体を研いで形を整えたらいよいよ本塗りとなります。先に黒系の本塗りを行う予定ですのでどうぞもう暫くお待ちくださいませ!