先日本塗りを終えていたフォレスターの内装ステアリングスイッチカバーです。
元々そうだったようにスライド部分にグリースを塗り、スイッチベースに組み付けました。
最初の状態も紹介させて頂きますね。
ハザードマークを「抜き」で表現する事にしました(実際はサイズが小さ過ぎて画像のマスキングシートでは上手く行かず、黒で印刷したデカールを併用して対応しています)。
ですのでイルミネーションランプを点けると、純正と同様にハザードマークも光る仕様となっています。通常こういった事はスイッチの構造上出来ないケースが多いのですが、その点では今回は幸運だったと思います。
ただ元々の塗装がクリアーを塗っていなかったか、もしくは実際には黒では無く「グレー」だったかで、今回塗装したスイッチは周りよりも少し黒くなっています。
また良くみると、素地の白が元の白よりも随分明るくなっているような気がします。
当然ですが白は塗っていないので、何故明るくなったのが全く不明でして・・・。
元々スモークが塗ってあるとかそう言う訳でも無いので、もしかしたら白い部分の面積が増えたので内部に入り込む光量が多くなり明るく見えるのかも知れません(しかし中に反射板がある訳では無いのでそれも考え難いのですが・・・)。
こうやって見ると今回塗装したスイッチの方が黒いのが判りますが、見る角度(光源を背にした透かし)によっては逆に白くも見えるので、恐らくはベース色では無く、クリアーを塗っているせいでは無いかと考えています。以前塗装したポルシェの内装パーツでもそういった事が起きていて、その時はさらにつや消しにする事で対応出来ましたが、今回は既にシンナー量を増やしていつもより艶消しにしているのでこれ以上は難しいかと思います(艶消しが強くなるので傷が付き易くなるので実用するスイッチではNGです)。
当店では灯火した状態を確認出来ませんが、分解はカバーを外しただけですので機能的には問題無いかと思います。
それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!