先日到着しておりましたSHURE SM58ボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
ご依頼内容はマイク本体(グリップ部)をフェラーリの赤「ロッソコルサ」(カラーコード:300)で、グリルボールは中央と根元のリング部のみを、本体と同色の赤で承っております(メッシュ網の部分は塗装せずシルバーのままとします)。
それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
先日到着しておりましたカワサキZ1のライトケースとスピードメーターのギアケースです。この度もご贔屓頂き有難う御座います!
ライトケースには全体的に錆が出ていますので、サンドブラスト処理も承っています。
錆は鉄板の合わせ目から発生していて、ただこうなるとどういった手段を行っても錆の除去は出来ません。方法は一つのみで、スポット溶接個所をスポットカッターで削り、鉄板を一旦剥がして裏側の錆をサンドブラスト(もしくは先日紹介したようなレーザー)などで処理しなければなりません。ちなみにですが、こういった場合での錆転換剤は無意味です(あれが効くとしたら極初期の表層だけで、仕事で錆除去をする方にあれを信じている方は普通居ません)。
と言う事ですが、それでも出来るだけ長く錆の発生を抑えられたいとの事ですので(勿論私もです)、サンドブラスト処理を行った後には隙間に浸透型エポキシプライマーを流し込むようにして対応しようと思います。同じ様な内容で以前行った時の記事がありますので紹介をさせて頂きますね。
他にはVW GOLFⅡヘッドカバーのスチール製ヘッドカバーなどにも行いました。
こちらはスピードメーターのギアケースとの事で、作業内容はライトケースと同じくサンドブラスト処理で既存の塗膜の除去と足付け処理を行い、ケース内側及び、ケース側面のケーブル取り付けの雄ねじ部分はマスキングで、中央のシャフト部分はスパナを掛ける部分まで一緒に塗るよう承っております。打痕跡もありますがこちらは外観は重要では無いとの事ですのでそのままで、色はどちらも「半艶黒」で承っております。
以前ご依頼頂いた時の記事がありますのでそちらも紹介しますね。型は同じですが違う部品です。
それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度の御依頼誠に有難う御座います!
先日お預りしておりました車載用液晶モニターです。お待たせしておりましたが作業着手しておりますのでご安心下さいませ。
色はこちらの部品の近似色と言う事で承っていますので、色見本帳からこれに近い茶色を探します。
自動車の外装色にこういったソリッドカラーの茶色は殆どありませんが、一部内装用の色見本帳もありますので、その中から近い色を探します。
それを作りたい色の部品に重ねる事で色の相違が判るようになっています。ただぶっちゃけ、これで色が判る程簡単な事では無いんですけどね(苦笑)。
と言う訳で、近似色としてはGeneral Motorsの「Dark Beige」(カラーコード:64DN)で、スタンドックスのサイトから配合データをダウンロードします。
塗料は乾くと表面も透かしも黒くなる傾向にあるので、色板にスプレーしてよく乾燥させます。
艶消しでの調色作業は、色を塗った後に実際に艶消しクリアー(2液ウレタン)を塗装し、本塗りと同様熱を掛けて完全硬化させてから色を確認する必要があります。ただしそうなると一回色を見る度に小一時間掛かってしまい、とても現実的ではありません。
ですので簡易的な方法としては、見本と色板両方につや出し材(シリコンオフや中性洗剤を混ぜた水等)を塗って色を確認するなどの方法を行います。
既にロゴ作製の作業も行っておりますので、後日そちらも紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!