キャンディーレッド テスト塗装

先日お預かりしたBRZテールランプの塗装に、新たに採用しようと思っていた塗料が届きましたので早速テスト塗装を行って色味や質感などを確認してみました。

結果からすると今まで使っていた2色と遜色は無く、と言うかそれらと何が違うのかは判らない感じでした(そもそも主となるバインダー(樹脂)自体は同じなので、塗った感じもどれも同じにはなるのです)。

ただ一応メーカーからはお墨付きを頂いていますし、色味(と肝心の透明度)は全く問題無いので今後はこれを採用していこうと思います。

また色見本は別途曝露テスト用の物も一式作成しましたので、それぞれ3種類を同じ条件下に置いて経過を確認します。

ある程度内容が纏まったら社外記でも紹介しますので、宜しければそちらもご確認を頂ければと思います。

audio-technicaマイク 色確認

先日よりお預かりしておりましたオーディオテクニカのボーカルマイクです。ちょっと早いのですが、作成していた色見本が出来たので早速色の確認をする事にしました。

当初ご希望されていたのは上の画面内にある赤いリングの右側の色で、

それとは別に、ウェブ上で色が確認出来るこちらのサイトを利用して頂き、ここで選んだ色の画像を送って頂きました。

その画像と、当店で作成している色見本を見比べてみると、色相は丁度真ん中辺りになるような感じです。

試しに左のバイオレットと右のブリリアントレッドを1:1の割合にし、さらに白を入れてみると、

 概ね良さそうな感じになりました。ちなみに本来の調色作業はこんなに簡単に行う訳ではありませんので念の為(そもそもスティックで色を見たりはせず、ちゃんと色板にスプレーします)。

今回のラベンダー系の色は色見本として作っていなかったので、丁度良い機会と言う事でそちらを作成しておく事にしました。少し前にご依頼頂いたマイクのロゴ入れ塗装と同じような感じですかね。

 これらの色は予め決められた配合率になっているので、マイクのオーナー様から頂いた参考画像の色とは関係ありません。

この中からご指定頂いた画像の色に近い物を選ぶ!と言う逆引き的な方法となります。かなり遠回りをしていますが、今作っている色見本は今後ずっと使い続ける事になるので、ある程度時間と手間を掛けても大丈夫(多分…)と考えています。

ちなみに色見本は既存の物が沢山ありますが、これらは(ほぼ)全て自動車ボディ用の色見本なので、今回のような淡いパステル系の色は殆ど無いのです。ソリッドカラ―でももっと鮮やかな色、例えばフェラーリの赤などはかなりの数があるのでその中から近似色を見つける事は出来ますが、今回のような淡いソリッドカラーの車は絶対数が少ないので自ら作るしか無かった、と言う事です。

と言う訳で今回作った色見本の内、それらしいのがこちらの2色になります。

モニター上で見ている色は実際よりも白っぽく見えているので、私的にはこの2色の中間が丁度良いのでは、と思っています。

参考までに右が白93%、左が白82%で、使っている原色はバイオレットがMIX855、ブリリアントレッドがMIX576です。

なので実際に本塗りで使うのはそれらの真ん中で、「白88:バイオレット6:ブリリアントレッド6」の割合で挑もうと思っています。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。本塗りはまだ先になりますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!

スターバックスタンブラー 色確認

先日サフェ入れまで作業が進んでいるスターバックスのステンレス製タンブラーです。

色に関しては以前施工したタンブラーのエルメスのオレンジで承っておりまして、その後過去の日記を探していたら見つけました!

 こちらはBD-1なるドイツの折り畳み自転車で、これも「エルメスのオレンジ」で承っていたのを思い出したのです。

その時の記事を見てみるとRALの見本帳から近似色を見つけていて、今回もそれに倣ってそちらを採用する事にしました。念の為確認もしています。

 紙袋は正規品で、最初にご依頼を受けた時に入手してあった物です。7年前の事ですがバインダーに仕舞っておいたので褪色はしていないと思います(と言うか印刷もしっかりしていそうで色褪せしなそうです)。

 「RAL2009」の文字の上にある色がそうで、これならSTANDOXの配合データが存在するので計量調色で色を作れます。

参考までに、ロゴの色はこんな感じで少し紫っぽいマルーン系の濃い茶色になります。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

セルシオ内装部品 色確認

 大変長らくお待たせしておりましたセルシオの内装部品一式です(他にも数点あります)。作業着手しておりますのでどうぞご安心下さいませ。

上の画像にある2点の部品は色の見本としてお預かりした物で、それぞれに近い色を色見本から探します。いつも使っている内装色などの色が多いSTANDOXの色見本帳です。

 まずはグレーからで、このまま見るとこれが良いように思えたのですが、

 中性洗剤を数滴垂らした水を使って表面を濡らして見てみると色見本の方が断然色が濃くて(黒くて)全く違う色でした。やはりと言うか艶消しは難しいです。

 と言う訳でこちらの色です。この状態で見ると右のグレーの方が合っているように見えますが、やはりそちらは真っ黒になってしまい全然違う色でした。

 ちょっとこの画像だと判り難いのですが、数あるグレー系ではこの色が一番近かったので、今回はこれで色を作ってみようと思います。

 そしてベージュ(ブラウン)です。結果から言うとこの色で決定しました。

「全然違うじゃん!」と思うのですが(私もそう思います)、

水で濡らしてみると表面の白さが無くなって色味が出て来ます。念の為ですが先ほどと同じ色です。

実際の被塗物(内装部品)の方は表面にシボ模様があるので、表面がフラットな色見本とは見え方が違うという事もあり、またサイズも小さいので少々判り難く、後日実際に色を作ってもう少し確認してみようと思います。

何にしても艶消しはやはり難しく、何が正解なのかこの時点では見極めが難しいです。今回も色が出来たら艶消しと艶あり両方の色見本を作成し、今後の為にデータを残そうと思います。もうそれしかありません・・・。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ゼンハイザーマイク ロゴ入れピンク色確認

 こちらはSTANDOXの塗料を使って艶有りと艶消し二種類の色見本を作成しているPRO_Fit色見本(仮)ですが、

先日お預かりしたマイクのロゴが丁度ピンク色でご指定を頂いていたので早速色を確認してみる事にしました。

 使用している原色は「ブリリアントレッド」(MIX576)で、それぞれ白の原色(MIX570)の含有量を変えた7種類を作成しています。

 見本とするのは紙に印刷されたピンクで、まずは艶消しの色板で確認します。ちなみに色板は割りピンで固定しているので着脱が可能です。

こちらは艶ありの色板で、マイクも同じく艶ありの仕上げになるのでこの方がイメージは沸き易いですね。

さらにベースカラーとなるホワイトパールとも並べて見くらべてみます。

こちらは先ほどの2種類の内の濃い方(7%含有)で、

こちらは薄い方(3%含有)です。

ピンクの色味が変わるだけ結構イメージが変わるのが判ると思います。

実物を見た感じとしては、見本の印刷されたピンクと最初に作ったイメージイラストにはこちらの薄い方(3%含有)が近い感じなのでこちらを採用しようと思います。

一応ご確認頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します。