BRZ内装パーツ塗装承ってます

 先日到着しておりましたスバルBRZのメータークラスターとインテリアパネルです。

こちらのオーナー様は以前同BRZのテールランプとハイマウントランプの塗装をご依頼頂いた方で、今回はこちらの内装部品を艶ありの黒で、またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」で承りました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

 メータークラスターは表面がザラザラとした梨地で、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行った上での上塗りとします。

 そしてこちらのインテリアパネルですが、

 表面がガーボン調の凸凹模様になっています。

てっきり以前施工したSUBARU XVのインパネと同様、金型で樹脂の表面に模様を着けているのかと思いきや、どうやら3Mダイノックシートのような物が貼られている模様です。純正部品でもこういう事しているんですね。

 ただネックなのは、外れないモニター周りの枠との隙間にシートが入り込んでいる事で、もしかしたらこちらを外さないといけないかも知れません。

モニター枠は裏側に溶着で着けられていて、そこを半田こてで溶かせば外せるのでシートを剥がし難いようなら一旦ここを外してしまうかも知れません。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

フォレスターステアリングスイッチ ハザードマーク抜き

フォレスターステアリングスイッチ 分解

先日ボタンカバーを取り外しておいたフォレスターのステアリングスイッチです。

 ハザードのロゴは予めデータを作製しておいたので、それをプリントアウトし丁度良いサイズに合わせます(画像は印刷した紙をハサミで切ってボタンに乗せただけの状態です)。

 サイズが決まったのでカッティングプロッターでマスキングシートをカットします。

ただやはりと言うかかなりサイズ小さいので、角の切り込みを貫通させるなど色々工夫をして20個くらいカットし、一番良いのを選びました。

 順番が逆ですが、スイッチカバーの上面を#800で研磨して黒の塗装を除去しています。

 裏から光を当ててみると、ムラも無く良い具合なのが確認出来ます。私的な見解としてはかなり奇跡的です(普通は駄目なパターンが多いのですが・・・)。

 形が細かいのでペーパーでは無くナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って周りを足付け処理します。油も綺麗に除去しておきます。

 台にセットし、プラスチックプライマー→ベースクリアーを塗布します。

 曲がらないようガイド役の枠も一緒にカットしておきました。

 所定の位置に貼付けます。ちなみにデータ上で中心に配すると見た目ではマークが下寄りになってしまうので、中心よりも0.5ミリくらい上に配置しています。この辺の目の錯覚的な事はデザイナーさんなら良く判りますよね。

 ベースコートの黒を塗り、

 マスキングシートを剥がします。

が、やはりと言うかどうにも形状に歪んだ感が・・・。

ちなみにハザード―マークは高さが約6・5ミリで、中心の▲は多分1ミリほど、これをカッティングプロッターで正三角形にカットするのはやはり難しかったようです。

全体で見れば気にならない程ですが、「これだけ塗りました」となるとどうしても細かい所が目立ってしまうんですよね。

 と言う訳で改めてレーザーでカットしようとも考えたのですが、そう言えば今回は色が黒なのでデカールが使える事に気が付きました。「抜き」と言う事ですっかり塗装でなくてはと思い込んでしまいましたが、以前施工したBMWパニアケースに取り付けたPRO_Fitロゴ入りカーボンエンブレムの時と同じような感じで併用すれば良かったんですね。

 と言う訳で外枠だけを黒の塗装で仕上げ、

 ハザードマークの内側は、いつものドライプリンターを使ってデカールを使う事にしました。

デカールの作成については以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照くださいませ。

1/43ポルシェミニカー用 デカール作成

単に小さなデカールを一枚貼るだけなのですが、結構大掛かりな作業になっていたりします。

 と言う訳で無事にハザードマークの「抜き」が完了しました。

尚、周りの黒く塗った所がムラっぽくなっていますが、これはデカール用の接着剤や木工用ボンドとかの膜ですので気のされなくて大丈夫です。クリアーを塗れば見えなくなりますし、むしろしっかり塗っておかないとクリアーを塗った時に剥がれてしまいますので(フチのチヂレですね)。

途中でも何度かチェックをしていますが、下から光を当てても黒は透けないように出来ています。

ただ今回デカールを使った事で「段差」が出来てしまっていますから、このまま艶消しクリアーを塗ったらそれが残ってしまう為(艶消し仕上げは磨けないので)、一旦普通の艶ありクリアーを塗って完全硬化させ、それを研いである程度平滑にしてから艶消しクリアーを塗る事にします。

クリアーは後日他の物を本塗りする時に一緒に塗らせて頂く事にします。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

液晶モニターカバーパネル&リモコンスイッチ塗装承ってます

 先日到着しておりました車載液晶モニターのカバーパネル&付属品一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 オーナー様曰く、こちらの製品は「30年近く前の世界初車載液晶テレビになります、今では超希少な品物です。一生物にするつもりです」との事で、かなり貴重な物のようです。

 部品はある程度分解されていますが、

 外すと壊れてしまうような物についてはそのままで、マスキングで対応するよう承っております。

 シボ模様の素地はそのまま残すよう承っておりますので、各部品には多少傷などがありますが、それらはそのままで塗装を行う予定です。

 ただ出来る範囲内で、抉った個所にパテを点付けで埋め込むなど、既存のシボ模様を損なわないで出来る事はしておこうと思います。

 マスキングで行う個所についてはかなり多く、通常こういった付属品は外した状態でのお受付となっておりますが、今回は仕上りが損なわれてしまう事を御理解いただいた上で対応させて頂く事となりました。

 分解出来なくもなさそうですが、無理に外して割れたりしたら大事になるので、何とかマスキングで対応したいと思います。

 こういったシールも剥がすと再利用は出来ないのでマスキングで対応します。

 また横のボタン部分にある「PUSU」の文字も再現するよう承っております。恐らくですがこちらは塗装で対応出来ると思います。

 ボリュームツマミはこの状態で基板ごと塗り潰してしまう方法で行います。水は使えませんし粉も出せない為、ギザギザの谷の部分の足付けはブラッシング程度で、今回は密着剤に頼る部分が出てくると思います。

 こちらの小さな白いボタンも同色の塗装で承っております。

 色はこちらの内装部品の茶色の近似色と言う事で承っておりまして、クリアーは「艶消し」でご指定を頂いております。ご依頼内容も作業も、以前施工したセルシオ内装パーツの塗装に似たような感じですね(まさか今回もセルシオでは・・・と)。

 そしてこちらは先ほどの液晶モニターのリモコンのスイッチです。塗装するのは下の2個で、

上のスイッチの文字を下に移植する、といった内容となります。

それだけ言うと結構簡単そうですが、これも中々手間の掛かる作業で、まずそれぞれの文字をデータで作成して白のデカールに印刷、下のスイッチを黒で塗装し、デカールを貼って最後に艶消しクリアーでコーティングします。

フォントは一から作るとかなりの手間とコストが掛かってしまうので、今回は似たようなフォントを探して対応しますが、余りに違うと他のボタンとの違和感が大きくなってしまうので、何とか似た物を見つけたいと思います。

ちなみにこちらの日記では紹介していないのですが、これと同じような感じで非常に高額なイヤフォンのロゴを、黒から青メタリックに変更するというご依頼を承っています。10万円以上するイヤフォンに、さらに10万円以上のコストを掛けて塗装を行うなんて事は一般的には中々理解されない事だと思いますが、今回の御依頼と同様、需要はあるんですよね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フェラーリ458リモコンキー塗装 完成

 大変お待たせしました!フェラーリ458スパイダーのリモコンキーカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はいつものようにロッソコルサな赤のリモコンキーだったのですが、

こちらのような配色にご希望されまして、

 その様に塗装を施しました。

 使用した色は、

・黒・・・STANDOX MIX571(原色黒)

・白・・・フェラーリ純正色Bianco Avus(カラーコード:100)

・シルバーフェラーリ純正色Argento Nurburgring(カラーコード:226689)

の3色となります。

 白いラインは幅が5ミリで、シルバーのラインは0.7ミリとなっています。

 今までのストライプライン入れはいつも表側のみだったのですが、今回はこちらのボタン側にも、

 さらに表と裏でストレートにラインが繋がるようになっています。

ただこれが予想以上に難しく、今回は途中でどうにもならないかもと思いました。

 サイズが小さければ小さい程、またラインが細ければ細いほど塗り分けの見切り部分の粗が目立つので、本来なら最後にシルバーを塗りたかったのですが、それだとラインが綺麗に引けないと言う事で、シルバーを一番最初に、さらに最後にもう一度シルバーを塗り直すと言う方法で行っています。

 ちなみに表面のカバー(跳ね馬のエンブレムがある方)のカバーが若干緩いようでしたので、内部爪状に引っかかる箇所に両面テープを貼ってガタツキを防いであります(最初はホットボンドのような物がついていて、それより断然良い具合には出来ていると思います)。

 さすがに今回は作業が大変過ぎたので(精神的に)、こちらの内容は今後当分お受付はしない事でどうかご了承頂ければと思います(今まで通り片面だけの仕様であれば大丈夫です)。

 自然光下でも撮影してみました。

実際は室内の照明下よりも自然光で撮影した方が粗が判り難いのですが、写真が好きな方ならそう言う事もよくご存じでしょうし、また被写界深度も極力浅くならないようにして撮影するようにしています。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

内装シフトパネル塗装 完成

 大変お待たせしました!SUZUKI純正の自動車内装シフトパネル2点の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元は未塗装の樹脂素地状態で、

表面はザラザラとした梨地だった物を「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理で平滑に仕上げてから上塗りを行っています。尚画像の文字は削り落としています。

 今回はそれぞれ違う色で、青い方はトヨタの「ブルーマイカメタリック」(カラーコード:8Q1)に、

 外側の枠はマツダの「シルバーコントレイルメタリック」(カラーコード:25H)でご指定頂きました。クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。

 イメージし易いよう仮組みをしてみました。

 内装部品の塗装と言うと「ピアノブラック」(艶あり黒)が多いですが、今回のよう爽やかな感じも凄く良いですね。

 元々ザラザラだったとは判らない仕上りに出来ていると思います。

 自然光下でも撮影してみました。

内装部品の塗装を御依頼された方曰く、車に乗る度にそれを見てニヤニヤするのが楽しいらしいです。自分が選んだ色と言うのがまた満足感が高いのでしょうね。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度は当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!