スバルインプレッサインマニ結晶塗装 完成

 大変お待たせしました!スバルインプレッサ22Bのアルミ製インテークマニホールド、結晶塗装で本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

この系統のインマニはいつもこんな感じで塗装がベロベロに剥がれてしまっています。

 今回は一部に粉っぽい腐食が出ていた事と、今後も長く乗り続けられるとの事でサンドブラスト処理も行いました(任意で選べます)。

 また今回はサンドブラスト処理を行った為、ネジ穴の面にもプライマーを塗り、そこは結晶塗装では無く艶消しの黒で仕上げています。ガスケットが付く面は塗装していません。

 画像だと余り発色が無いように見えますが、実際にはもっと鮮やかな赤に見えます。先日お納めしたカローラフィールダーヘッドカバーのオーナー様からも、

「鮮やかな赤色、こちらの思っていた通りの色合いで安堵しました。画像では、やはり鮮やかさは伝わりにくいですね。ありがとうございます!」

とのお言葉を頂戴しました。わざわざ有難う御座いました!

 塗り方としては、プライマー時も本塗り時もこんな感じで裏返した状態で先に裏側を塗装してひっくり返して表側塗るような方法にしています。

   スプレーガンのパターンは狭くして(細くして)、突起した個所の側面など全方向から狙い打つように全体が均一な塗膜になるようにして塗っています。

 予想以上に疲れる作業で、もう少し歳を取ったら上手く出来ない気がするのでいずれ結晶塗装はお受付出来なくなるかも知れません(5~10年くらいは大丈夫だと思っていますが、その場合は何卒ご了承下さいませ)。

 インジェクション装着部には粉状の腐食が出ていたのでそこにもプライマー&黒を薄膜で塗装しています。

ガスケット装着面以外にはサンドブラスト&プライマーが塗ってありますので、今後同じように塗装がペリペリと剥がれたりはしないと思います。

今日はもう遅いので、明日電話にて完成のご連絡を差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

HONDA H22A Engine cover

 ホンダのH22Aエンジンヘッドカバーです。純正の新品状態で、黒の結晶塗装が施されています。

 ホンダ系エンジンヘッドカバーの結晶塗装は比較的剥がれ易く(逆にシルバーに塗られている物は剥がれ難いです)、廃シンナーを再利用して貯めた溶剤槽に浸けておくと上記のように綺麗に塗膜が剥がれてくれます。剥離剤やサンドブラストは必要ありません。

 ただしそのまま塗装すると新車時と同じように塗膜が密着しませんので、化成処理の方法としてリン酸を使って素地調整を行いました。全体的に黒くムラっぽいのはリン酸によって不導体被膜が形成され、この後に塗装するプライマーの密着性を高めます。

 全体にプライマーを塗り、

 結晶塗装の青を塗り、140℃程の熱を掛けると結晶目が現れます。

 塗り方が悪いと結晶目にムラが出来てしまう為、凸文字部分などは全方向からスプレーするような感じで塗っています。

 その後凸文字部分を研磨して光らせて完成となります。

 凸部を研磨した個所へのクリアー筆塗りはサービスで承っております。お気軽にご用命くださいませ。

 プラグホールやボルト固定部は、腐食が出ていたりサンドブラスト処理を行った場合にはプライマーの塗装と艶消しの黒を薄膜で塗るようにしていますが、新品で綺麗な状態の物は今回のようにアルミ素地を残すようにしています。

 結晶目を近くで見るとこのような模様になっています。

そう言えば装着される車両はてっきりアコードかと思っていたのですが、どうやらその後の情報で4型プレリュードに装着されているらしいです。

インプレッサ インマニ結晶塗装 本塗り

インプレッサ インマニ結晶塗装承ってます

先週お預りしておりましたスバルインプレッサ22Bのアルミ製インテークマニホールドです。

その後アルカリ洗浄槽で浸け置きし、さらに溶剤槽に入れて旧塗膜を剥離しました。

 今回はサンドブラスト処理(軽め)も承っておりますので、各部をマスキングした後、ブラストボックスに入れてサンドブラスト作業を行います。

 ちなみにアルミ素材でもガッツリとブラスト作業を行う場合はいつものブラスト屋さんにお願いします。

何が違うかと言うとまず設備が全っていて、当店にあるのは「吸い上げ式」ですが、ブラスト屋さんで行う物は砂自体に圧力を掛けてガンから吹き出す強力な「直圧式」となります。

ただし送料なども掛かりますので(当初近県の所にお願いしていたのですが色々あって現在お願い出来る方は凄く遠いのです)その分コストは掛かってしまい、なので今回のように「そこまでの必要ないけどブラスト作業は行った方が良い」という場合は「軽め」のブラスト作業として当店でお受付しております。

 幸いにしてブラストボックスのサイズだけは大きいので、今回のようなインマニでも箱の中でひっくり返したり回転させる事が出来るのは幸いでした。

 エアーブローをして砂ホコリを落としたらリン酸処理→洗浄を行います。

 良く乾かして水気を飛ばしたらマスキングを行いいよいよ本塗り開始です。

 今回はサンドブラストを掛けたのでインジェクション取り付け部やネジ穴面にもプライマーを塗ります。

ちなみにいつもなら面をマスキングしてアルミ地を残すか、ネジ穴だけ詰め物をしてマスキングして一緒に結晶塗装を塗ってしまいます。

 裏側も同様に。

 その後ネジ穴取り付け面にベースコートの黒を塗り、

 それが乾いたらサイズの合うマスキングシートを貼ります。HONDAのヘッドカバーなどはボルト穴個所が一段下がった綺麗な切削仕上げなので各径のサイズをノギスで測ってデータ作成→カッティングといった事をしますが、今回のような場合は面より少し食み出たくらいの方が仕上りが良くなるので大体の径が合っていればOKです(と言ってもかなりの種類を用意はしていますが)。

ホンダのヘッドカバーは以下のような感じです(てっきり施工例のページがあるかと思っていたのですが無かったので今度作成しておきます)。

HONDA H22Aヘッドカバー 結晶塗装 本塗り

 黒く塗ったネジ穴面とインジェクション取り付け個所をマスキングしました。

 今回は何故かこの付近に腐食が多く見られたので、普段は何も塗らないインジェクション取り付け部にもサンドブラスト処理を行ってプライマーを塗りたかったという次第です。

 そして結晶塗装用の塗料を塗って本塗り完了です。最初に裏側を塗ってからひっくり返して一気に6~8コート程を塗り重ねています。

 その後140℃程の熱を掛けると結晶目が出てきます。

 今回は「鮮やかな赤」で承りました。他には日産系の「ドス黒い赤」なども対応しております。以下ページの記事が判り易いかと思います。

NISSAN LY280 Engine cover

既に焼き付け(強制乾燥硬化)は完了していますが、明日以降でもう一度140℃20分程の熱を掛けておきます。2個以上あれば乾燥炉(恒温機)で熱を入れますが今回はこちらの一個のみなので赤外線ヒーターで行う予定です(恒温機は箱型なので省エネかと思いきや、温度管理の点からスイッチのオンオフが激しく余り省エネでは無い事が最近判りました…)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

カローラフィールダーヘッドカバー結晶塗装 完成

 こちらもお待たせしました!カローラフィールダーハイブリッドのヘッドカバーも鮮やかな赤の結晶塗装で完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

こちらも元々新品の状態で、シンナーで洗い流す様にして脱脂洗浄後にリン酸処理を行い、プライマーを塗った上で結晶塗装を行っています。

 一部アルミ素地が露出した個所がありますが、そちらはアース線を取り付けるとの事で塗料が付かないようにしています。

 プラグホールの穴はプライマー塗装後に艶消しの黒で塗装しています。腐食の防止と、プラグキャップの取り付け不良を防ぐようにしています(後はやはり見た目もです)。

この場所で撮影すると赤が余り鮮やかに見えないのですが、

実物はかなり鮮やかな赤になっていますのでどうぞご安心下さいませ。先ほど紹介したロードスターも同じように鮮やかな赤となっております。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

NBロードスターヘッドカバー 結晶塗装 完成

 大変お待たせしました!NBロードスターのヘッドカバーと可変バルブ機構のパーツ塗装&凹み文字部のマスキング&塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々新品だったパーツを洗浄→リン酸処理→プライマー塗装を行い、

今回はパテで作ったマスク型を詰めて「凹み文字部をシルバーに塗装」と言う新たな工法に挑みました。

結果としては半々で、結局最後には凹み文字部をもう一度塗り直すと言う事になりましたが、今までに無い仕様のヘッドカバーは出来ました。

 凹み文字部に塗ったシルバーと、ヘッドカバー上に着く可変バルブ機構のパーツは同じシルバーを使っています。

 今回シルバーに使ったMIX818はメタリック粒子が細かく輝きは強いので、パッと見はアルミ素地にしか見えないと思います(ただしアルミ素地のように経年で腐食は出ません)。

 ネジは着けていないので上に置いただけです。

 ちなみにこちら側はアルミでは無く鉄でした。

 いつもは凹み文字の中も一緒に結晶塗装を行って、後でそこだけ着色すると言う方法でしたが、今回は凹み文字の中に結晶目が無いので不思議な感じです。

 一見すると簡単そうに見えるのですが、厚塗りしないとはっきりとした結晶目が出ない結晶塗装だとこれはかなり難儀と言うかハイリスクな仕様となります。

 本当ならシルバーには塗らず「アルミ素地のまま」ならもっと簡単なのですが(全然簡単では無いのですが今回に比べれば3倍くらい楽です)、鋳造アルミ製品の特性上、経年でアルミ素地が黒ずんで新車の頃のような輝きが無くなってしまうと言う事もあり、素地調整(今回はリン酸処理)とプライマーの塗装を行って色を塗っています。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!