ホンダクロスカブヘッドカバー 結晶塗装 完成

 こちらもお待たせしました!クロスカブ用ホンダ純正ヘッドカバーの結晶塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は新品のアルミ素地で、現状は綺麗なのですが鋳造製品の為に表面は未処理の状態で、この後アルミが酸化して輝きが無くなり、そしてブツブツとした腐食が発生していきます。

 塗装の主要な目的としては「美観」「保護」「識別」の三つで、今回の場合だと前者の二つがメインとなりますが、カブの場合はヘッドカバーが剥き出しなので遠目から見た時にこの映えた赤が目立って見つけやすい!と言う点を入れると全てに当て嵌まるかも知れません(少々強引ですか。笑)。

 色は「鮮やかな赤」となっております。

 小さい物だとどうしても「塗り過ぎる」と言う傾向にある為、今回レヴォーグの樹脂製インマニと一緒に塗装していますが、こちらはシンナーの希釈率を上げて多少薄膜になるよう調整しています。

 被塗物が小さいと一見楽そうに見えますが、その分どうしても粗が目立つので思っている以上に気を遣っています。念の為ですが各画像は縮小以外修正はしていません。

アルミ素地を削り出して光らせたHONDAの文字には、腐食の進行を遅らせられるようクリアーを筆で塗っています。こちらはサービスとなりますので、結晶塗装凸部研磨をご依頼の際には是非ご利用下さいませ。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ヘッドカバー凸部研磨

 先日結晶塗装を終えていた日産L型エンジン用ヘッドカバーです。

最後に凸部を研磨して光らせます。

 最初はダブルアクションサンダーを使って#80→#120の研磨を行い、その後は手研ぎで#120→#180→#240→#320→#400の順に行います。ペーパーは全て新品で(切れが悪いと艶が出るだけで深い傷が取れないのです)、またそれぞれの番手では「固い当て板→柔らかい当て板」で2回行っています。

最後は研磨粒子が均一なタイプの研磨副資材(アシレックス系)を使ってさらにアルミ素地を光らせます。

 また今回のように段差が違う個所にあると一度には作業が出来ないので二回に分けて行います。

 最後に露出したアルミ素地にウレタンクリアーを筆で塗ります。クリアー自体に防錆効果はありませんが、腐食の進行を遅らせる効果は期待出来ます。

 こちらはクロスカブのヘッドカバーです。文字が小さいのでサンダーを使うと削り過ぎてしまいますから、こちらは最初から手研ぎで行います。

同じ工程でHONDAのロゴを光らせ、

最後にクリアーを塗って作業完了です。

さらにもう一度熱を入れてクリアーを硬化させたら完成となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

クロスカブヘッドカバー結晶塗装 本塗り

 こちらもお待たせしました!クロスカブのヘッドカバーも無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

部品は新品で、その場合素地の表面に油が塗ってある場合があるので一旦シンナーで洗浄後にリン酸処理を行っています。多少の油分ならリン酸で除去出来ますが、明らかな油膜だとリン酸溶液が弾いてしまいそこだけ効かないので新品でも脱脂洗浄が必要なのです。

 まずはプライマーを塗布し、

 結晶塗装の赤を本塗り後、140℃程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

結晶塗装は通常使用している2液硬化性のアクリルウレタン塗料と違い、1液熱硬化型のメラミン系の塗料となります。

2液硬化型タイプはある一定の時間が経つと固まってしまうので、既定の時間内に使い切って器具を洗浄する必要がありますが、熱硬化型タイプの塗料はそういった事が無いので延々塗りっ放しのような大量生産のライン塗装に優れています。高温多湿な真夏では、塗装中のスプレーガンのカップの中で塗料が固まって来たなんて事が本当にありますからね(スプレーパテやサフェ、もしくは促進剤が最初から入っているDIPONTのクリアーとかはマズイです)。

それではこちらもHONDAの凸文字部を研磨して光らせ、最後にウレタンクリアーを筆で塗ったら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

クロスカブヘッドカバー結晶塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダクロスカブのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は結晶塗装の(鮮やかな)赤で、HONDAの凸文字部は研磨して光らせるよう承っております。

以前の施工例がありますので紹介をさせて頂きますね。

恐らく今回の部品と同型で、こちらも「鮮やかな赤」の結晶塗装となります。

色の比較の為に並べて撮影した画像もありました。左側が日産系エンジンに塗られているような「ドス黒い赤」で、右がいつもの「鮮やかな赤」の結晶塗装となります。

こちらは別の案件で、形は似ていますがモンキー用の物となります。

その後こちらの取り付けた時の画像も送って頂けました。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

HONDA CB1300 Engine cover

 ホンダの二輪車、CB1300のエンジンヘッドカバーです。

 表面には元々クリアーが塗ってあるのですが、その下からアルミの腐食が発生しています。

 一部の部品は外れる為、そちらは別パーツとして塗装します。

 浸け置き洗浄後、全体にサンドブラスト処理をしてクリアーと腐食を取り除きます。

 さらにその後リン酸処理と洗浄を行います。

 まずプライマーを塗り、

 結晶塗装を塗りたく無い箇所には艶消しの黒を塗り、

 乾いたらマスキングをします。

 結晶塗装を行い、

 140℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

HONDA CB1300ヘッドカバー結晶塗装 さらに数日寝かしたら完成です。

 色は鮮やかな赤の結晶塗装で、主にフェラーリのヘッドカバーに採用している塗色です。