STARBUCKS THERMOS イエローパール塗装 完成

 先程のホワイトパール黒メタリックの塗装に続き、イエローパールの紹介となります。大変お待たせしました!

こちらもサーモス社製ですが販売はスターバックスで、商品名は「ハンディーステンレスボトルイエロー(500ml)」と言う製品のようです。

オーナー様のご要望としては「元と同じような黄色で」「3コートパールに」といった内容で、また正面の下部にネームロゴとヤギのイラストも承りました。

 今回使用したクリアーは3本とも高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 画像だと白っぽく見えますが、かなり彩度の高いイエローです。

 ネームロゴとヤギのイラストは塗装では無くデカールでの施工となっています。

 画像だと判り難いのですが、実物はもっとイエローパール&ゴールドパールのキラキラ感を感じられると思います。

 ヤギのイラストには特に拘られまして、何度か修正の後こちらで決定となりました。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

THERMOSケータイマグ 黒メタリック塗装 完成

 先程紹介したホワイトパール(画像右側)の仕様に続き、中央の黒メタリック塗装も完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々も同じような、ちょっと茶色掛かった塗装の物だったのですが、

 オーナー様からの「真っ黒」で「メタリック」とのご要望により、

 黒ベースに粗目のメタリック(MIX598)とガラスフレークを入れ、アクセントとして極少量だけ粗目のブルーパール(MIX845)を入れています。青味を入れたのは茶色っぽくしないように(漆黒っぽい感じに)したかったからです。

 ただ元の状態から大きく色が変わったと言う訳では無いので、恐らくですがオーナー様的には保護の事を考えて今回こちらの塗装もご依頼になったのだと思います。クリアーだけでも良かった、みたいな感じでしょうか。

尚、クリアーのみの塗装についてはの記事が判り易いかも知れませんので宜しければご参照ください(その後の報告では塗膜は良い状態を保っているとの事でした)。

尚、塗装屋さんなら良く判ると思いますが、「クリアーだけ塗装」の方が神経を使いとても大変です。

STARBUCKS Tumblers

日陰だと真っ黒ですが、光に当たるとメタリックとガラスフレークが光るので、これは元の塗装では無かった表現が出来ていると思います。

続けてイエローパールのサーモスを紹介しますね。

STARBUCKS THERMOSホワイトパール塗装 完成

 大変お待たせしました!サーモスのケータイマグ×3本の塗装、本日完成となります。

紹介はそれぞれ個別に、まずはホワイトパールから紹介しますね。

元々は艶消し白の塗装だった物を、

オーナー様のご要望によりロゴデータを作製し、

 艶有りの3コートホワイトパール&ロゴ入れ塗装を行いました。

 オーナー様のご要望としては「真っ白」「3コートパールに」との事でしたのでカラーベース(下色)の白はSTANDOX原色の白(MIX570)をそのまま使い、

 パールベースは粗目のホワイトパールを使用しました。またメタリックアディティブ(MIX008)も入れてギラツキ感を強調させています。

 画像だと判り難いのですが、キラキラしているのがホワイトパールです。実物はもっとパール感が判りますのでご安心下さいませ。

続けて黒メタリックも紹介しますね。

THERMOS 3コートホワイトパール 本塗り

先程に続き、3本ある内の一本、スターバックス(サーモス社製)タンブラーです。

元々は艶消しの白の上に人魚様のロゴが黒でプリントされていました。

 先程の黄色いタンブラーと同じように、ステンレス素地を極力出さないよう上の黒いプリントだけを削り落とします。

 全体は#800の空研ぎ(アシレックスレモン)で足付け処理を施しています。

 ちなみに底部のマスキングは2重にしてあって、最初に貼ってあるマスキングシートは既存のプラスチック板と同じサイズに、さらにその上に直径を0.3mm大きくしたマスキングシートを中心を揃えて貼っています。

レベリングの良いクリアーは表面張力も大きい為、ピッタリ貼るとそこにクリアーが溜まってしまので、少しだけ(約0.15mmだけ)マスキングシートが飛び出る事によってそこを「庇状」とし、マスキング際にクリアーが溜まらないようにしています。

今回の仕様はこちらとなります(尚、イメージイラストの作成は【標準コース】以上となりますのでご了承くださいませ)。

 白については「真っ白」と承っていますので、これ以上白くは出来ない(ならない)と言う事で白の原色(MIX570)をそのまま塗っています。

 ただし先程の3コートイエローパールと同様、カラーベース(下色)が明る過ぎるとその上に塗るパールベースが目立たなくなる為、パールは粒子が一番粗い「MIX826」を、さらにパール感(ギラツキ感)を高める為、同量のメタリックアディティブ「MIX008」(フリップコントローラー)を入れています。

ちなみに通常の3コートパールは下色に多少なり黒や黄色などを入れて色味を出してその上に塗るパールを際立たせていたりします。またSTANDOXのホワイト系パール原色は4種類あって、それぞれ「極細目・細目・中目・粗目」となります。

 そしてロゴ入れの準備です。

 こちらのロゴはある程度サイズがあるのでマスキングによる塗装で対応可能です。

 予めセンターの位置を出しておき、そこに合わせてマスキングシートを貼り付けます。

 ロゴの位置は「底から1.5cm辺り」に合わせました。

 その他の部分を養生し、

 ベースコートの黒を塗ります。

 マスキングによる塗装で手間が掛かる点としては、貼ったシートを一度に剥がせないという所です。

 ピンセットや爪で剥がそうとすると塗膜を傷付けてしまうので、最初にデザインカッターの刃先でシートの端を持ち上げ、そこをピンセットで摘まんで一つ一つ剥がしていきます。

これでようやくベースコートが完了となります。

 最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

この後一日(一晩)以上は自然乾燥とし、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させたら最後に磨き処理を行います。

完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

THERMOSイエロー3コートパール 本塗り

先程に続けて、3本あるタンブラーの内の一本 です。

元々はこちらのヤギでデータを作製していましたが、

 その後ご要望があってこちらのヤギのデザインに変更となりました。

 色に関しては「現在のボトルの地色」で、さらにこちらを「3コートパール」の仕様で承っています。色はかなり鮮やかな黄色で、STANDOX原色MIX884が比較的似ていたのでこれをこのままカラーベース(パールベースの下色)として採用する事にしました。

塗膜は剥がしませんが、その上にプリントされた絵柄をそのまま残すと痕が出てしまう為(耐溶剤性が弱いらしくチヂレ気味になり、エッジマッピング宜しくそのまま延々残ります)、ステンレス素地を出さないよう注意してそれだけ削り落とします。

スタートは3本同時ですが、色が違うのでベースコートは1本ずつ行い、終わった物は恒温器(乾燥炉)に入れて保管しておきます。特に今回はデカール作業があったので2日に分けて本塗りを行っています。

底のプラスチックプレートは剥がす事が出来ますが、穴が空いているとそこから内部の中空部分に空気が入ってしまい、真空でなくなってしまう為に保温効果が落ちてしまいます。なのでこのタイプはマスキングで対応し、結果既存の塗膜もそのままで本塗りを行うようにしています(ですのでこの方法だと新品以外は対応が出来ません)。

色に関しては今回は「3コートパール」で承っていますが、鮮やかなイエローの上にパールを塗り過ぎると彩度が落ちてしまう為(白っぽくなる為)、事前に検証しながら色を決めていきました。

こちらは「イエローパール」ですが、鮮やかな黄色の上にこれを塗っても効果は少なく、むしろ彩度が落ちて逆効果になる為、

今回はこちらのゴールドパール(パウダータイプ)をメインに使う事にしました。

これらの顔料をバインダー(樹脂)に混ぜると、

こんな感じになります。下色の鮮やかなイエローを損なわないようにしつつ、パールの存在感を出すような感じでしょうか。

 カラーベース(MIX844)→パールベース(先ほどのパール)を塗り、十分に乾燥させたらデカールの貼り付け作業を行います。

 木工用ボンドを溶かした水にデカールを浸して台紙を剥がし、

専用の接着剤(マークセッター)を使って所定の位置に貼り付けます。「底部から2cmくらい」の位置にしました。

 その後恒温器の中に一日保管して十分にデカールを乾かし、

 クリアーを塗って本塗り完了です。

 ここまで小さいサイズは塗装(マスキング)では出来ませんが、デカールであれば対応は可能です(データの作成や調整、デカールへの印刷と貼付けには別途費用が必要となります)。

ちなみに当初「yagijapan」の部分は塗装で、左右のヤギのみをデカールで、とも考えていたのですが、そのまま繋げて貼った方がズレる心配が無いので今回は全てデカールで行いました。ボトルが少しでも曲線(円錐状)になっていたらこの方法は出来ませんでしたが(シワが寄ってしまうので)、今回は完全な円柱形だったのでこれが出来ています。

それでは続けてホワイトパールの仕様も紹介しますね。