ホンダオデッセイヘッドカバー結晶塗装 完成

honda8 大変お待たせしました!ホンダオデッセィのヘッドカバー、結晶塗装の赤で完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

honda届いた時はこんな感じでした。ちなみにアルミプレートは綺麗に剥がせましたので、両面テープを貼り直して一緒に同梱しておきました。ご安心下さいませ。

honda12 本塗り後、凸部を面研した時の画像もあったので紹介させて頂きますね。

削る方法としては特別な事をやっている訳では無く、ガムテープで周りをマスキングしたらひたすらペーパーで削っていきます。ただし金属を削る場合はペーパー傷の除去が結構シビアになるので、#120→#180→#240→#320→#400→#600(実際はちょっと違います)→#800と、番手を密に使う必要があります。パテなどの場合は一つ飛ばしてもある程度カヴァー出来たりますが、これはそうはいきません。なので結構時間は掛けています。

honda9 その後削った凸文字部分にクリアーを筆で塗り、硬化したら完成となります。

honda10 プラグホールは比較的綺麗だったので塗らずにそのままマスキングで残し、ボルト穴の周りは腐食があったので他と同じようにブラスト→プライマー→艶消し黒としています。多分装着されれば見えないと思うので実際のところはどうでも良いのかも知れませんが、完成品を手に取って見た時にこの方がイメージは良いかと思いまして。

honda11結晶目を近くで見るとこんな感じです。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

オデッセイヘッドカバー結晶塗装 本塗り

honda3 大変お待たせしました!オデッセイのヘッドカバーは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

honda4 プラグホールはマスキングをしてアルミ地を残し、その他パイプ部分やボルト穴周りは艶消し黒で塗る事にしました。

honda5 そして本塗り完了です。色は鮮やかなイタリアンレッドとなります。

honda6既に熱を入れた状態なので、来週中には凸部を研磨してクリアーを筆で塗って完成となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

ホンダオデッセイヘッドカバー 結晶塗装承ってます

honda本日到着しておりますホンダオデッセイのヘッドカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は現状と同じような鮮やかな赤の結晶塗装で、既存の塗膜は溶剤浸け置きで剥がし、塗装後は凸文字部を面研して光らせます。

ちなみにこの型のヘッドカバーはプラグホールにオイルシール(ゴムパッキン)が付いているので溶剤に浸けるとそこが駄目になってしまいますが、今回は新しい物に交換されるとの事で既に外してしまっています。

以前同じ様なヘッドカバーを塗っていると思ったのですが、どうやらそれはシビック用でして、ただ型は違いますが同じオデッセイのヘッドカバーを塗っていたのでそちらを紹介しますね。

honda1この時も鮮やかなイタリアンレッドの結晶塗装で承っていまして、完成イメージはこのようになる予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ホデッセイテールランプ塗装 完成

odyssey21こちらもお待たせしました!ホンダオデッセィのテールランプも本日完成となります。かなり判り難いかも知れませんが「極薄目」の濃度でスモークが掛かっています。

odyssey22言われてみないと多分誰も気付かないのでは無いかと思いますが、オーナー様的には恐らくその辺りが狙いかと思います。実はこれの前にも同型のテールランプを「極薄目と薄めの中間」で御依頼頂いていまして、それに比べると今回は「半段階」濃さを下げた仕上げです。ちなみにその時のテールランプはこちらで紹介しておりますので宜しければどうぞ。

odyssey23前回と大きく違うのはクリアーレンズ部分にはスモークを塗らない「クリアー抜き」にした所で、ただし内部のオレンジ色のプレートのみは最初にこれ単体で「極薄目」のスモークで御依頼頂いていたりします。なるほど、前回の仕上がりと比べると奥行き感が全然違いますね。と言っても同じオデッセィ乗りじゃないとそれにすら気付かないかも知れませんが・・・(笑)。ただきっとそれも今回の狙いなんでしょうね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

オデッセイテールランプ 本塗り

odyssey16 紹介が遅れましたがこちらも無事本塗り完了しておりますので御安心ください。昨夜アップしたかったのですが途中で力尽きてしまいまして・・・(謝)。

画像は足付け処理が終わってクリーニング済みの状態で、今回はクリアーレンズ部分は塗らないでその周りのみを「極薄目」のスモークで承っています。ちなみに内部にあるオレンジのプラスチックプレートは前回「極薄目」のスモークで塗装済みです。そちらの完成画像はこちらになります。

odyssey17そしてクリアー抜き部分をマスキングしたら本塗り開始です。この時点で最後の脱脂作業で、被塗面にはもう素手では触れないようにします(これ以前にも当然気をつけていますが)。

odyssey18 ちなみに「極薄目」の濃度となると、塗っている本人(私)でも今どれくらいの濃さなのかの判断で迷います。そうなるとついつい濃度を上げてしまいがちになりますが、そもそも極薄目の濃度は「スモークっぽくはしたくない」と言うご意向があるので「ちょっと濃過ぎたかな」となるともうアウトです。しかも一旦ムラが発生するともうどうしようも無いので、こういった事も含めて薄いスモークは色々と難しいんですよね。

ちなみに濃度の確認については、画像のように「マスキングテープを貼ってみる」という事が有効です。テールランプ単体で見るとまだ全然スモークが掛かっていないように見えても、塗装前に貼ったマスキングテープの上に新しいマスキングテープを貼ってみるとどれだけ黒くなっているかが判ります。「長年の経験による勘で」といった事は場合によっては良いのかもしれませんが私的には余り当てに出来ないものだと感じているのでやはり何かしら指針となる物は必要だと思います。

odyssey19 スモーク塗装が完了したらマスキングを剥がし、プラスチックプライマーを塗布したらクリアーを塗ります。これ単体で見てもスモークが掛かっているとは思えませんよね。ただ先程のように何かと比べて確認してさえすれば「ちゃんと狙ったスモーク濃度になっている」と確信が持てるので安心出来るのです(私がです)。実の所、自分でやっている仕事には余り自信を持っていない所があったりするので、ほぼ全ての仕事で「本当にこれで大丈夫なのか」と疑問を持ちながらやっていたりします。まあむしろそうでなければ気付かない内にレベルが下がってしまったりするのでそれくらいが丁度良いと思ってはいるのですが(しかし胃が・・・笑)。

odyssey20そしてクリアーを塗ったら本塗り完了です。お待たせしました!

オレンジのインナーレンズと外側の赤いレンズ部分が丁度同じくらいの「極薄目」のスモークになっているのが判ると思います。既にブースからは出ていて、外で見た状態ではこの画像よりもコントラストが効いて角度によって出る黒味が良い感じに出来ていると思います。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!