ジムニ―リヤホイールセンターキャップ塗装 完成

 大変お待たせしました!ジムニーのジムニ―リヤホイールセンターキャップ×2セットの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は多少ざらついた未塗装のプラスチック素地で、

 こちらをスズキ純正色の「ブルーイッシュブラックパール3」(カラーコード:ZJ3)で塗装しました。

 比較的艶が出ているのは「二度塗り」をしたからで、当初は一度だけの塗装を予定していましたが、実際に仕上がってみると全体的に艶がかなり消えてしまったので一度目の塗装の後に再び足付け処理を行いもう一度同色で塗装しました。

 サフェーサーを使った下地に比べるとシャープさが劣りますが、今回程の細かい梨地であればこの方法で艶のある仕上りにする事が可能です(ただし梨地の凸凹が大きいと余計に汚い仕上がりになってしまいますのでその場合は対応が出来ません)。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ジムニ―リヤホイールセンターキャップ 本塗り

 昨年中にお預りしておりましたジムニーのリヤホイールキャップ2セットです。

製品は未塗装のポリアミド樹脂で、下地処理としてはスコッチブライトとウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行い、またスコッチが入り難い個所にはナイロンブラシを併用します。

ポリアミドは傷が入ると毛羽立ちが激しく、また塗料の密着性が悪い樹脂の為、ウォッシュコンパウンドを使って肌理の細かい足を付ける事で樹脂表面の親水性が高まり密着性が向上します。

 台にセットし、良く脱脂清掃をしたらエアーブローをして埃を飛ばし、

 さらに火炎処理を行います。こちらの効果については以下のマツダフューエルキャップの塗装施工例で紹介していますので宜しければご参照下さいませ。

Mazda Diesel Fuel Cap

 またこの時期は静電気が発生し易い為、エアーブローの途中にイオンシャワーガンも使って埃をしっかり飛ばしておきます。除電工具については以下のページで紹介していますので宜しければご参照下さい。

http://pro-fit.ne.jp/wordpress2013/wordpress/2015/12/26/%E3%81%8A%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB%E3%82%82%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%8C/

 プラスチックプライマーを塗布後、ベースコートを塗布します。艶が出ていますがベースコートはこれくらいウェットに塗るのが普通(と言うか基本)で、この後徐々に艶が消えていきます。

 ベースコートが十分に乾燥したらクリアーを塗って本塗り完了です。

 色はSUZUKI純正色の「ブルーイッシュブラックパール3」(カラーコード:ZJ3)で、黒の原色に若干量のホワイトパールとブルーパールが入っています。

現状は艶が出ていますが素地が若干ザラザラとした梨地なので、完全硬化後にはもう少し艶が引けたような仕上がりになるかと思います。

熱を入れるのは来週で、ただしこれ単体では無く何かしらと一緒に恒温器に入れるので完成まではもう少し時間が掛かるかも知れません。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ジムニ―リヤホイールセンターキャップ塗装承ってます

 先日到着しておりましたジムニーのリヤホイール用センターキャップ×2セットです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はSUZUKI純正色の「ブルーイッシュブラックパール3」(カラーコード:ZJ3)の艶あり仕上げで承っております。

状態としては未塗装の樹脂素地で、多少ザラザラとした梨地やパーティングライン等はありますが、今回はこのまま「足付け処理→プラスチックプライマー塗布→本塗り」の作業工程で行う予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!