自転車チェーンカバー塗装 完成

cover14 大変お待たせしました!自転車用のスチール製チェーンカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介させて頂きますね。

cover 届いた時には塗装は剥がされていたのですが、既に菌糸状に錆が発生していたので全体的にサンドブラスト処理を行いました。

cover3近年の自動車ボディのように亜鉛メッキが施されていればこのような錆は発生しないのですが、無垢のままの鉄だと塗膜の下で菌糸状に錆が広がり侵食を広げていきます。一度出た錆は根深いので、再塗装の際にはサンドブラスト処理だけでは無く耐食性の高いエポキシプライマーを使用した重防錆仕様をお勧め致します(そうでないと再発の可能性が高いのです)。

cover15 と言う訳で下地からやり直し、新たにオーナー様の御希望色になって生まれ変わりました。

cover16元々古い自転車に使われていた部品だと思いますので、きっと今後も廃車になる事は無く長く使われる事と思います。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

自転車チェーンカバー 本塗り

cover13先日エポキシプライマー(サフェーサー)とウレタン(プライマー)サフェーサーを塗布しておいたスチール製のチェーンカバーです。熱を入れて完全硬化させておいたので全体にパラっと黒をスプレーして(ガイドコート)全体を水研ぎします。錆で侵食されてしまっている箇所が結構あるのでその底のラインまで削り落とす感じですかね。

cover8色については当サイト内のWEB色見本から、上記画像に写っているiPad画面左上のグリーンをご指定頂きましたので、それに沿って色を作成します。

cover9 メインで塗装するのは外側だけなのですが、とりあえず色(ベースコート)は内側にも塗っておきたいので最初は上の状態のように吊るして塗装を行います。

cover10 吊るした状態だとフラフラして塗り難いのですが、まずはこんな感じで全体的にベースコートを塗っておきます。

cover11 その後はいつものようにロールマスカー(ロール状のマスキング用紙)の芯に固定し、左手で持って塗れるようにしています。

cover12侵食されていた箇所はエポキシプライマー(サフェーサー)とウレタン(プライマー)サフェーサーの充填~研磨で平滑にしてあります。

ちなみにこれもクリアーは先ほど紹介したW124のパーツと一緒に本塗りを行っていて、ベースコート(グリーン)自体は別にして塗っていますが、最後に合流して一緒にクリアーを塗っています。これと同じようにして今回はこれの他にドルフィンアンテナとBMWカーボンパニアケース用のカーボンエンブレムも一緒に本塗りを行っています。

ただもうちょっと体力がグロッキーで、紹介は明日になるかも知れません。今日は今日中に帰りたいなぁ・・・なんて思っていたりしまして(すいません・・・)。

それではこちらは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

チェーンカバー下準備

cover2こちらもお待たせしております。自転車用のスチール製チェーンカバーですね。 先ほど紹介したW124のヘッドライトロアグリルと並行して作業をしております。

cover3 元々は塗装されていた物らしいのですが、亜鉛メッキがされていない鉄だった為か、チェーンが当たって塗膜が剥がれていたと思われる箇所の錆が結構酷いです。

cover4 外側にも菌糸状の錆が結構出ていたので全体的にサンドブラストを行いました。

cover5 内側の錆もブラストで根こそぎ落とします。画像だと錆が残っているように見えますが影が層見えるだけですのでご安心下さいませ。

cover6 その後リン酸処理も行いました。黒っぽくなったのは表面にリン酸塩皮膜が出来たからで(多分)、ただしこれは非常に薄いのでさらにその後何かしらの皮膜を充填する必要があるという事で塗装を行います。何もしないのであればこの状態でも錆は進行しないらしいです(これについては実際に試していないので何とも言えません)。

cover7そしてやはりこちらも最初に耐食性の高いエポキシプライマーを塗布し、その後ウレタンサフェーサーを塗布しています。

本塗りはもう少し先になると思いますので、その間に熱を掛けて寝かして完全硬化させておきます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

自転車チェーンカバー塗装承ってます

cover 先日到着しておりました自転車用のチェーンカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

cover1素材はスチール製で、旧塗膜はオーナー様が剥がされたとの事ですが、素地に錆が出ていますので今回はサンドブラスト作業も承っております。また錆による侵食もあるのでプライマーだけでは足りませんからサフェーサーの塗布~研磨も行う予定です。

iromihon色については当サイト上のWEB :色見本帳から、「554 A-1」のグリーンを選んで頂きました。上の画像の左上の色ですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

チェーンカバー塗装 完成

chain10 大変お待たせしました!長らくお預かりしておりました自転車のチェーンカバー、マットブラック(艶消し黒)で完成となります。紹介もすっかり夜になってしまいましたね。申し訳御座いません。

chain11 幸いにしてネジ部分の台座があったのでそこをワニ口クリップで固定出来たので裏側も比較的綺麗に塗れました。一部色が入っていない箇所は噛み合わせとなる箇所または装着されれば見えない部分ですので御安心下さい。

chain12表面にはロゴが凸状になっていて、こういった箇所を気にしないで作業してしまうと仕上がった時にハッキリとしない形になってしまいますので注意が必要です。消すなら消す、残すなら残すと明確に決めて作業しないと「如何にも塗りなおしました」みたいな状態になってしまいますので。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。ちなみにこれと一緒に塗った「内鍵」の方は組み付け作業があるのでそちらは後日となります。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!