テスタロッサホイールセンターキャップ塗装 完成

testa9 既に先日発送しておりますフェラーリテスタロッサ用のホイールセンターキャップです。紹介がすっかり遅れまして失礼しました!

testa10ご依頼頂いたのは周りの黒いリング部分のみで、中央の黄色い部分は元々外れていた物を嵌め込んだだけです。ちなみにこれは多分七宝焼きで、塗装でも樹脂では無くガラス質かと思います。

この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

 

フェラーリホイールセンターキャップ 本塗り

ferrari19 先日旧塗膜を剥がしてプライマーまで塗っておいたフェラーリホイール用のセンターキャップです。センターの穴に跳ね馬の七宝焼きプレートが嵌るようになっていて、もしかしたら純正ではなく後から作成した汎用品かも知れません。純正にしてはピッタリ過ぎます(苦笑)。先に裏側にベースコートの黒を塗っておき、乾いたら裏返してテープで固定したら本塗り開始です。

ferrari20恐らくはこれと七宝プレートが何かちゃんとした土台に張り付いて完成になるのかと思います。そこまではちょっと判らないのですが、以前撮影したボディの画像がありますのでそちらを紹介しますね。

testa8こちらは川崎にある知人の板金工場で、私が小物の塗装に移行した時にここの工場に間借りさせて貰っていました。4年くらいお世話になって、ようやく小物の塗装でも軌道に乗ったので一年前に今の大田区の工場に移りました。今回塗ったホイールセンターキャップのリングはこのテスタロッサのホイールに着く物で、もしかしたらもう完成しているのでは?!と思いきや(悪い冗談ですか。笑)、まだ催促が来ていないので大丈夫なのだと思います。しかしこのままサグラダファミリアみたいにならなければ良いのですが(笑。いや大丈夫ですよ)。

テスタロッサ ホイールキャップリング下準備

testa5 先日シンナー槽に浸け置きしておいたテスタロッサのホイールキャップアルミリングです。ラッカー系で自家塗装されていたようなので後から作成した汎用リングなのかも知れませんね。

testa6 プライマーが塗られていなかったので元の塗装がペリペリ剥がれた訳ですが、素地も光ったままだったので多分そのまま塗ったのだと思います。アルマイトは施されていないようですが素地調整しないままではやはり密着性が低いのでダブルアクションサンダーで傷を付けて足付け処理をしておきます。奥が作業前、手前が作業後ですね。忘れられがちな側面もしっかり手研ぎで行っておきます。

testa7そしてプライマーを塗布します。

色は艶ありの黒で、ただ見える面は片面だけですから半分はベースコートのみ、表面のみクリアーで仕上げるようにします。一応塗る前に七宝のフェラーリエンブレムと仮合わせしておきますね。まさかとは思いますが肉眼では確認出来ないくらいの微妙なテーパーが掛かっていて反対側からしか着かなかったりしたらマズイですので・・・(さすがにテーパーは無いと思いますがバリはありそうな気が、と思いまして)。

お急ぎでは無いと思いますので(車体はレストアー中です)、何か黒を塗る時に一緒に本塗りを行わせていただきますね。もう少々お待ちくださいませ!

テスタロッサのホイールキャップ 塗装承ってます

testa4こちらはフェラーリテスタロッサのホイールセンターキャップで、実はこれをお預かりしたのはもう一年以上前の事です。車体の方は現在板金塗装(プチレストア)中で、もしかしてそろそろ完成するのでは?と思ったので作業着手する事にしました。いや、多分まだ相当掛かるような気がしないでも無いのですが・・・(少し前に聞いた感じではまだまだと言うことでしたので)。

ご依頼内容はキャップのリング部分に塗った黒がペリペリと剥がれて来ているのを修正すると言う事でして、現状はアルミ素地に直接黒が塗られているのでこれだと剥がれてしまいますかね。素地調整(足付け処理か燐酸処理)をしてプライマーを塗らないと剥がれてしまうのが普通です。

ちなみに車体については、以前私が間借りをさせて貰っていました川崎の自動車板金塗装工場のTACさんにて作業中です。もうそろそろ3年くらいになるでしょうか(笑えませんね・・・)。

車体の方は最後に見てから一年くらい経つのですが、途中工程は時々社外記で紹介していましたので興味のある方は宜しければどうぞ。→社外記で「テスタロッサ」のタグ

手が空いた時に少しずつ作業着手していきますので進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ちくださいませ!