テスラハンドルカバー塗装 完成

先日本塗りを終えていたテスラ用のアウタハンドルカバーです。裏側に元と同じ厚み(1.6ミリ)の両面テープを貼りつけます。

 大変お待たせしました!テスラ用のアルミ製アウターハンドルカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はカーボン柄の水圧転写&クリアー塗装が施されていましたが、雰囲気が悪かったので表面を#800で研磨して平らに均してから再塗装を行っています。

 色はボディ同色の「ディープブルーメタリック」(カラーコード:PPSB)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 元々あったハジキの跡やウネリ、素地の粗なども払拭出来たと思います。

 自然光下でも撮影してみました。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

テスラ ハンドルカバー 本塗り

 先日お預りしておりましたテスラ用の社外品アウターハンドルカバーパネルです。

素材はアルミで、表面にはカーボン柄が水圧転写されてクリアーが塗られているのですが、フチを折り込んである構造のせいか、またはクリアーの塗り方が変なのか(多分両方)、全体的に変なウネリが生じています。

 余り研ぎ過ぎると下地を出してしまいチヂレ等の心配がありますが、当て板を使ってある程度は平滑になるよう研ぎ付けておきます。ペーパーは切れる方の#800を使っています(切れる方はコバックスで、ソフトな方は3Mの#800を使っています。同じ番手でもメーカーや製品によって切削性や傷の深さなど性質が異なります)。

 硬い当て板を使った場合は、やはり同じ番手でも傷の入り方が変わる為、この後は#800を手研ぎで行い、最後はフチも含めて凄くソフトな#800(布状の研磨副資材=アシレックスレモン)を使ってペーパー目を均し、フチの足付け処理を行います。

 台にセットし、最終脱脂を行ったら本塗り開始です。

 まずはベースコートを塗布します。

色はテスラ純正、ボディ同色の「ディープブルーメタリック」(カラーコード:PPSB)で、パール2種、メタリック2種、合計8原色で構成されています。艶が引けているのはフリップコントローラー(MIX008)が入っているからです。

フリップコントローラーにはメタリック粒子をギラつかせる効果があり、また透かしを白くし正面を暗くすると言う性質も併せ持っています。また「艶消し」といった副作用もあって、これ自体はクリアーを塗れば関係は無いのですが、クリアーを塗らない場合に(【激安コース】など)、艶を消したい場合に使うと有効です。塗装性能自体に弊害を起こさないで使える裏技みたいな感じで、例えば先日完成したAMGのブレーキキャリパーサポート(ブラケット)の黒ですが、もっと艶を消したい場合にはこれを使ったりします。

 最後にクリアーを塗って本塗り完了です。大変お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

裏側に回り込むように塗っていますので、フチと断面にもしっかりと色とクリアーを塗れていると思います(塗装の弱い部分は断面で、10年とか20年とか経年で剥がれてくるとしたらこういった切れ目から問題が起こる場合が多いです)。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

テスラ ハンドルカバー塗装承ってます

 先日お預りしておりましたテスラ(恐らくはモデルS)用の社外品アウターハンドルカバーパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

素材はアルミ製で、表面にはカーボン柄が水圧転写され、クリアーが塗ってあります。

パッと見の雰囲気が悪いのは、ハジキの跡やウネるような歪のせいで、

 またクリアーが艶引けしたような状態だからです。クリアー自体も余り良い材料では無いように見受けられます。

ご依頼内容はこちらをボディ同色の「ディープブルーメタリック」(カラーコード:PPSB)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

製品は新品ですが、両面テープのフチがちょっと汚いので、塗装前に一旦剥がして最後に新しく貼り直す予定です。

テスラモーターズについては、以前購入したクリスアンダーソン氏著書の「MAKERS」に紹介されていて、その革新的な製造方法に驚いたのを覚えています。

実車は見た事がありませんが、いつか機会があれば仕事にも!と思っていたところ、この度の御依頼となり私的に嬉しくもあります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!