マツダハイオクフューエルキャップ ロゴデータ作成

先日到着しておりましたマツダ純正ガソリン用フューエルキャップです。

早速ロゴデータを作成してみました。

ちなみにいつものディーゼル仕様はこういった形で、今回はこの「DISEL」のロゴを「PREMIUM」への変更で承っています。

 以前イエローに塗装した同型フューエルキャップの画像を基に、それらしいフォントを配置してみます。

 ちなみに当初はDEISELと同様文字をカーブにした形をご希望でしたので一応そちらも試してみました。

 さらに折角なので、以前使ったDEISELのフォントに近い物を探し出してみました。確かこのa_RubricaXtCnだったと思います。

文字数が多い分字間が狭くなってちょっと違和感はありますが、一応基のフォントを基準にしているのでこれが王道で大丈夫だと思います。

実際はもう少し微調整が必要ですが、取り敢えずご確認&ご検討頂ければと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

マツダ ガソリンフューエルキャップ塗装承ってます

mazda先日到着しておりました、マツダ純正のガソリン車用フューエルキャップです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

いつもはディーゼル車用のグリーン色でのご依頼が定番なのですが、今回はハイオク仕様のイエローで、またそれぞれロゴ入れも承っています。

ハイオク仕様のイエローについては以前同型製品で施工例がありますので紹介させて頂きますね。

road210こちらはNDロードスター用としてご依頼を頂いた物で、今回はさらにこれに各ロゴも塗装で入れるようご指定を承っています。そちらに関しては後日イメージイラストを作成して紹介しますね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

マツダフューエルキャップ塗装 完成

mazda50 大変お待たせしました!マツダフューエルキャップの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介致しますね。

mazda37元々は未塗装のプラスチック部品で、表面はザラザラとした梨地の状態だった物をサフェーサーで下地を作ってから塗装しています。

mazda51 ロゴは塗装で対応する為に多少変更していますが、基本的には元のデザインに近くしてあります。

mazda52 最初のご依頼では「間違えて家族がガソリンを入れてしまうと困るので」と言う事で市販のベロの様な物を購入されたようなのですが、それを取り付けるのはどうかと言う事でこちらのキャップ自体を軽油のイメージカラーでもあるグリーンに塗装しました。

mazda54 ただ単に塗るだけだと素地のザラザラが残って余計に汚く見えるので、下地処理を行って「艶々の仕上りに」と言うご依頼となりました。

mazda56 脱落防止のリングは取り外せないのでマスキングで対応しています。取り付ける時には間に工具などを挿し込んで無理やり入れている跡(傷)があるのですが、塗装後にさすがにそれは出来ませんので・・・。

mazda55 ロゴは塗装で入れていますが、内容が判らなければまさかこれを手作業で再現しているとは判らないと思います。

mazda57塗膜の艶を維持するには極力触らないのが一番なのですが、こういった物はそうもいきませんので、その場合は極力動かさない(擦らない)のが傷を付けない方法となります。

人の手やホコリ、ウエスなどは思った以上に硬い物質が含まれていて(砂埃はガラスや石・金属が細かくなった物と考えると宜しいかと存じます)、それを擦ると見えない傷が徐々に増えていって艶が損なわれて見えてしまうのです。

かといって保護シールを貼るのは塗膜本来の艶を見れなく本末転倒で、傷を増やさないコツとしては、塗装面をグッと掴んで(抑えて)接触面は極力動かさず必要最小限の動作で済ますのが宜しいのでは、と思います。まあそこまで気にすると疲れるので塗装屋さんは洗車が嫌いになってしまうんですけどね(日常生活でも気にしてしまうとノイローゼになってっしまいますよ・・・)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

マツダフューエルキャップ 本塗り

mazda42 先日サフェーサーを塗布しておいたマツダクリーンディーゼルエンジン用のフューエルキャップです。元々素地がザラザラとしていたので「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な下地を作ります。

mazda43サフェーサーは#320→#400の空研ぎでラインを研ぎ出し、#600→#800の水研ぎで均します。

マスキングを貼り直し、台にセットして本塗り開始です。

mazda44 フチには溜まった塗料がくっ付かないよう隙間を開けるようにしてマスキングをします。

mazda45 まずは軽油のイメージカラーでもあるグリーンを塗布し、十分に自然乾燥させてテープフリーな状態になったらマスキングシートを貼り付けます。

ちなみにグリーンは前々回に作製した物が残っているのでそちらを利用しています。当初はまさかこの仕様をこんなにご依頼頂くとは思わなかったので、途中から色を作り置きするようにしたのです。今回で7個目くらいでしょうか。

mazda46 ロゴ部分にはグレーを塗ります。こちらは単純に白と黒を混ぜて作っています。

mazda47 マスキングを剥がし、クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

mazda48 サフェーサーでの下地処理では単にザラザラを無くすだけではなくラインの形成もしていますので、自然で美しい仕上がりになっていると思います。

mazda49それでは完成次第改めて紹介させていただきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

マツダフューエルキャップ サフェ入れ

mazda37先日お預かりしておりましたマツダのディーゼルエンジン用フューエルキャップです。ちょっとサフェーサーを入れたい物があったのでこちらも早速作業着手しております。

mazda38 素材は不明ですが削ってみた感じでは恐らくPA(ポリアミド)で、この樹脂の特徴は非常に切削性が悪いですからペーパーを掛けても余り削れるような感じはありません。尚、PAは非常に耐溶剤性・耐熱性に優れた樹脂です。

mazda40 全体を#120→#180で研いだらマスキングをし、シリコンオフでよく脱脂をしたら念の為に表面をバーナーで炙って火炎処理を行っておきます。

mazda41その後プラスチックプライマーをドライコートで2回塗り、2液ウレタンーサフェーサーを6コート程塗ります。

直ぐに熱を掛けると表面のみ硬化してしまい内部に残った溶剤分が気化→膨張してブリスターを発生、もしくはサフェ表面に無数の気孔を発生させてしまいますので一日自然乾燥させてから熱を掛けます。

それではこちらも進行しましたらまた紹介させて頂きますね。本塗り自体はまだ当分先になると思いますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!