Brembo Brake Caliper

いつもご贔屓を頂いている業者様からご依頼を頂いたブレンボブレーキキャリパー一式となります。

旧塗膜を剥離するとロゴが無くなってしまう為、予めサイズを測って記録しておきます。

その後ブレーキ専門の方にお願いし、洗浄~サンドブラストを行って頂きました。

詳しい内容については以下の記事で紹介しておりますので宜しければご参照くださいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

色に関しては「スバルSTIブレンボキャリパーのような鮮やかなイエローで」とご指定頂きましたので、

この様な色に塗装を施しました。

bremboのロゴは既存のサイズで、色は黒となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

車体に取り付ける部分や、ガスケットが当たる面は塗膜を厚くしないよう、プライマーとベースコートの黒のみに留めています。

いつもご依頼頂いているこちらの業者様からは、当店で塗装したキャリパーにおいて不具合が起きた事は一度も無いとご報告を頂いております。

ブレーキキャリパーの塗装につきましてはこちらのサイトでも紹介しておりますので宜しければご参照くださいませ。

Brembo Brake 8Pot×4pot

8pod×4podブレンボキャリパーを、トヨタ5A3のイエローに塗装を施しました。

元々は色褪せたようなレモンイエローで、

この塗膜を一旦剥がし、サンドブラスト処理→プライマー塗装を行った上で新たな色に塗り直しています。

サンドブラスト等の下地処理についてはそれ専門の方に委託していて、それにつきましてはこちらのページが判り易いかと思います。

bremboのロゴ部分は凹んでいて、その部分は黒色に塗り分けています。

この部分はプラモデルの塗装のように黒い塗料を流し込んで塗っている訳では無く、一旦イエローで仕上げた後、改めて足付け処理を行い黒を塗装、さらに全体にクリアーを塗って仕上げています。ですので純正の塗装のように経験で塗膜が浮いて剥がれたりはしません。

ボルト取り付け部や車体当たり面等はクリアーを塗らず、プライマーとベースコートの黒のみで薄膜に留めています。

ランサーブレンボキャリパー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた三菱ランサーエボリューションXの純正ブレンボキャリパー一式のオーバーホールと塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は色が褪せてトップコートのクリアーが層間剥離した状態で、

その後いつものブレーキ屋さんにてサンドブラストとオーバーホールを行って頂きました。

色はランエボブレンボ純正の赤の近似色で承りました。

ロゴのサイズは元の通りに、色は白(VWキャンディホワイト)で塗装しています。

いつも塗っているランエボのブレンボはリヤのロゴサイズは横幅54mmですが、今回のキャリパーは41mmと小さくなっていました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ランサーブレンボキャリパー 本塗り

先日お預かりしておりました三菱ランサーエボリューションXの純正ブレンボキャリパー一式です。いつものブレーキ屋さんにてオーバーホールと下地作業(サンドブラスト・洗浄・マスキング)を行って貰い、戻って来ました。

そのままの状態でも塗れるのですが、塗り終わった後に艶が出るようダブルアクションサンダー#120~#180で平らな面を研摩し、#180~#240で手研ぎを行います。

 その後シリコンオフで全体を洗い流すように脱脂清掃し、本塗り準備完了です。

 まずは全体にプライマーを塗布します。

その後膜厚を着けたくない箇所にベースコートの黒を塗布し、

よく乾燥させた後、黒く塗った部分をマスキングします。

まずは適当な色で下塗りを行います。具体的にはフェラーリのローズメタリック(カラーコード:311C)で、別件で使って余っていた物に同じく余っていた白などを混ぜています。頻繁に使う色は在庫するようにしていますが(例えばフェラーリロッソコルサなど)、今後使う予定の無い色でもそのまま捨てる事は無く、こうやって再利用するようにしています(これによる弊害は全くありませんのでご安心ください)。

そしてランサー純正の赤(近似色)を塗ります。先日紹介したランサーのブレンボに採用した赤に比べると比較的青黒い赤となります。

そしてマスキングシートを貼り、

 ロゴを白で塗ります。具体的にはVW社のキャンディホワイト(LB9A)となります。

ここまでがベースコートとなります。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

マスキングシートは二回目のクリアーが塗り終わった直後に剥がしています(そのまま固まると汚くなりますしエッジがケガするくらい尖ります)。

ブレーキ屋さんが言っていましたが、ピストンはチタン製だろうとの事です(ランサーXは標準なのでしょうか)。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Lancer Brembo caliper

先日業者様からご依頼を頂いていたランサーエボリューション純正のブレンボキャリパー一式です。

ロゴのサイズは元の通りに戻すので、剥離する前に測っておきます。

いちいちメモを書くよりも「メジャー付きのマスキングテープを貼って撮影する」と言う方が後で発見し易く便利です。尚サイズはフロント80mm、リヤは54mmとなります。

  色に関しては一緒に見本をお預かりしたので、それに近い色の色を選びます。赤はいつものようにブレンボの赤に近い物を、ロゴのシルバーは高輝度タイプのJLAM-906を採用します。

サンドブラストはいつものブレーキ屋さんにお願いし、その後深い傷と打痕が目立つ前面のみエポキシプライマーサーフェサーを塗っておきます。この後熱を入れて硬化後に研ぎ作業を行い、今度は全面にプライマーを塗布します。

 そして完成です。

 いつものように画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

車体との固定部は膜厚を付けないよう薄膜のプライマーとベースコートの黒のみの仕上げとしています。

こちらの業者様からご依頼頂いたキャリパーはサーキットでタイムアタックをするような使われ方をするようで、以前「当店で塗装した物で何か問題が出た事とかありましたか?」と伺ったところ、全く無いとご回答を頂いております。