ペンタックスレンズフード塗装 完成

pentax16 大変お待たせしました!ペンタックスカメラK-rコレジャナイロボモデルに装着予定のレンズフードの塗装、本日完成となります。カメラと一緒にレンズもお預かりしていましたので装着して撮影させていただきました。

pentax4元々はこんな感じの黒で、これを今回の限定色のコレジャナイロボをモチーフにしたカラーのブルーに塗装をご依頼いただきました。

pentax15本体の方に黒系の色が無いので、ここだけが黒だといかにも変になってしまいますよね。今回の塗装でかなり一体感が出たと思います。

 

pentax13 今回はレンズの方も本体とお揃いの色の仕様ですが、例えばレンズを普通の黒い物に替えてもフードが本体色とお揃いになっていれば結構違和感は抑えられると思います。

pentax12それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ペンタックスレンズフード 本塗り

pentax7 大変お待たせしました!ペンタックスカメラK-rコレジャナイロボモデルに装着予定のレンズフードも無事本塗り完了しておりますのでご安心くださいませ。

レンズ側の塗り分けマスキング箇所については、レンズ側はフチに少し立ち上がった部分があったのでそこは残す事にして、その根元の「谷」のラインで見切る事にしました。多分これが一番自然な感じになると思います。

pentax6正面については断面まで色を塗る事にして、ただマスキングの方法は「山」のラインにピッタリ貼るのでは無く「バックテープ」なる方法で行っています。上の状態だと中途半端な感じですが、この後脱脂作業などがあるのでとりあえずこの時点ではこれでOKです。

pentax8 脱脂作業が終わったら先端部分に内側からマスキングテープが5ミリくらい食み出るような感じで貼ります。こうすればフチに塗料が溜まらないので、プレスラインにピッタリにマスキングテープを貼るよりも綺麗に仕上がります。車の塗装だとこの貼りが基本ですよね。

pentax9 ベースコートは先日作製しておいた物を塗り、クリアーは「艶消し2:半艶1」の割合で、半艶よりも少し艶が消えるような感じにしています。画像は塗った直後なのでまだ艶がありますが、この後徐々に艶が消えていきます。

pentax10 一時間くらい自然乾燥させるとこんな感じに艶が消えています。

pentax11フチのマスキングはクリアーを塗った直後に剥がしていて、先端の断面も良い感じに出来たと思います。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

PENTAX コレジャナイ色 作製

pentaxこちらはコレジャナイロボモデルのペンタックスカメラK-rに取り付け予定のレンズフードで、作業はまだ先なのですが、他の案件で色を作る作業があったのでこちらもの色も一緒に作っておきました。

ちなみ「コレジャナイロボ」についてよく判らない方もいらっしゃると思いますので(ウッカリしていました・・・)、オフィシャルサイトも紹介しておきますね。元々そういう製品があってこのカメラはそこから波及してきたのです。

コレジャナイロボ オフィシャルサイト – ザリガニワークス 

pentax5色に関しては本体の方が発色が良く、恐らくはSTANDOXには無いような顔料(または染料)が使われているか、或いは下色に白が使われていてそれが透けているのかも知れません。ただレンズフードとしてであれば違和感も感じないレベルだと思いますので問題無いと思います。ご安心下さいませ。

standox_4ちなみに先ほどSHUREマイクの記事で紹介した塗料の原色ですが、元々はこんな感じでちゃんとしたのが自宅に置いてあります。これは単なる棚では無く「ミキシングマシーン」と呼ばれる物で、下の方に大きなモーターが付いていて、スイッチを入れるとここにセットしてある塗料が全部一度に攪拌出来るようになっています。

standox_1空のボトルを購入し、それに自分でプリントしたシールを貼っています。これを見た海外のSTANDOXユーザーが「KANJI!!」と驚いていましたが、実際は漢字では無くカタカナです(笑)。

で、工場で使っている小分けボトルの塗料が無くなりそうになったらそれを自転車のボトルゲージ(!)に入れて持ち帰り、満タンに補充したらまた翌日工場に持って行くというスタイルでやっています。不便そうで実は殆ど問題無いので、結局その後もこのままと言う感じですかね。

それではこちらも作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

ペンタックス レンズフード塗装承ってます

pentax 本日到着しておりましたペンタックスのレンズフードと、それの色見本として一緒にお預かりした本体の「K-rコレジャナイロボモデル」です。知らない方にはちょっと衝撃的かも知れませんが、ザリガニワークスの有名なカラーリングですね。私も実物を見て感嘆してしまいました・・・(惚)。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

pentax4本体に付くレンズも3色が配色されていて、今回はそれに併せてこちらのレンズフードを「青」への塗装で承っています。確かにこれだけ黒だとちょっと残念ですよね。

pentax1ちなみに「レンズ本体をコレジャナイ色に!」と言うお問い合わせは結構あるのですが、レンズやカメラの場合は全てバラバラに分解して部品単品にして頂かないと塗装が出来ませんので結構現実的に難しい所があると思います。今回はレンズフードだけで構造もシンプルですからこれであれば塗装は可能です。

pentax2「色」については厳密な調色では無く「似たような感じ」という事で簡易的な色の作製で承っていますが、既存の塗装とピッタリくっ付く訳では無いのでそれで十分だと思います。逆にSDカードスロットルの蓋のように本体とツライチの場合は少しでも色が違うと格好悪いですから、その場合は思いきって赤か白か黄色などの違う色にしてしまうのが得策です。調色費はとても高いですからね(本気でやるとなると一番大変です)。

pentax3ちなみに本体の方の落書きは油性ペンでの手書きでしたが(多分)、箱の方は 最初からプリントされている模様です。それにしても凝っていると言うか、こういうの凄く良いですよね(実際自分が使うとなると微妙ですが・・・笑)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!