CASIO Baby-G塗装 完成

gshock42 カシオのBaby-G FROGMANのベルト&ベゼルの塗装、本日完成となります。大変お待たせ致しました!

最初の状態も紹介しますね。

gshock元々は透明な素材だったのですが、経年で黄ばみが強くなっていて、塗装をご検討されている時に当ウェブサイトで紹介しているエヴァカラーのG-SHOCKの施工例を見てお問合せを頂きました。

gshock43 ただ前回はベルト部分にはクリアーは塗装せず、ただその後以前ご依頼頂いた方からのご報告やG-SHOCKの塗装を多く手掛けている方からのアドヴァイスを頂いて、今回は新たに塗膜の密着割れ耐久テストを経てこちらのベルト部分へのクリアー塗装も実現しました。また同じSTANDOXユーザーの方からもクリアーに入れる軟化剤の比率などについてもご案内を頂きまして、ご協力を頂いた皆さまにはこの場を借りてお礼申し上げます。

gshock44色はAUDIのAUSTERNGRAU(カラーコード:LZ7Q)なる塗色で、比較的粗いメタリックが 入っている為にコントラストが強く、撮影した画像だと明るく見える場合もありますが、実物はかなり黒っぽくて落ち着いた塗色になります。

gshock45 ベルト止め(輪っか)に関しては内側には多少色が飛ぶ程度に留めていますので、滑りも悪く無く良い感じに出来ていると思います(本塗り後にここについてもアドヴァイスを頂きましてその節は有難うございました!)。

gshock46 塗装の工程自体は通常の塗り方と同じく、クリアーは2コートしっかり塗っています。文字を埋めないようにするのであれば1コートで抑えておいた方が良いかも知れませんが、艶を考えるとやはり2コートは必要です。

gshock47 gshock48 ベゼルの裏側はベースコートのみですが、ベルトは裏側にもクリアーを塗ってあります。

gshock49 今回一応テスト用にと違うBaby-Gを用意していて、そちらでは裏表何度も強く曲げたり引っ張たりしましたが、塗膜は全くひび割れたり剥がれたりする気配はありませんでした。今後屋外に放置して暴露テストも行っていこうと思います。

gshock50ベルトは着けていませんが、とりあえず雰囲気だけでもと言う事で時計本体をベゼルに嵌め込んでみました。メタルの質感とガンメタが良い組み合わせになっていると思います。

それでは後程完成のお知らせをファックスにて差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!