CA18ヘッドカバー&タイミングベルトカバー結晶塗装 完成

ca189 大変お待たせしました!日産CA18のヘッドカバーとタイミングベルトカバー、結晶塗装の赤で本日完成となります。最初の状態も紹介しますね。

ca181 元々の塗膜はかなりしっかりしていて、剥がすのも苦労したくらいですから悪い物では無かったと思います。

ca1811 赤はフェラーリのヘッドカバーのような鮮やかなイタリアンレッドで、パイプの部分とタイミングベルトカバー側の側面は艶消し黒に塗ってあります。塗膜の厚みでタイミングベルトカバーのバックプレートとの干渉を防ぐ為ですね。

ca1810画像だと朱色っぽいですが、実物はもっと赤が濃く見えます。今回はカメラの設定(ホワイトバランス)を一段階赤寄りにしてみたのですが何だかこれもちょっと違う感じなのです。窓からの光がもう少し上から当たってくれれば良くなるような気がするので、今後もう少し工夫してみようと思います。

ca182タイミングベルトカバーは元々艶消しの黒メタリックっぽい塗装で、こちらも全部剥がして塗り直しています。この塗装も比較的しっかりしていて簡単には剥がれませんでした。

ca1812クランクセンサーが取り付く位置は塗らないようにマスキングしてあります。

ca1813塗膜を近くで見るとこんな感じにチヂミ模様になっているのが判ります。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

CA18ヘッドカバー結晶塗装 本塗り

ca188大変お待たせしました!シルビアCA18ヘッドカバーは無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

画像は先週旧塗膜の剥離が完了した状態で、この後リン酸処理を行います。

ca184 リン酸処理後に水洗いをし、よくエアーブローをして水気を飛ばした状態までが先週までの作業で、週末の間によく乾いていましたから各部をマスキングして早速本塗りを行いました。

ca185 パイプ部分は後で黒に塗るので一緒にプライマーを塗ってしまいます。

ca186 その後、パイプの部分とタペットカバーの側面の一部に艶消し黒を塗り(これはSTANDOXのベースコートです)、乾いたらそこをマスキングして結晶塗装を行います。

画像では既に焼きあがった後で、結晶塗装は140℃以上の熱になるのでそのままマスキングを放置すると後で非常に剥がれ難くなりますから被塗物が暖かい内に剥がしてしまいます。

ca187色は鮮やかな赤(イタリアンレッド)の結晶塗装で、今回は凸部研磨の作業が無いので、マスキングをした細部を調整して数日寝かしたら完成予定となります。今週中には大丈夫そうですね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

CA18ヘッドカバー 旧塗膜剥離

silvia5 シルビアのヘッドカバーは、片側は溶剤浸け置きで旧塗膜を剥がしていますが、こちらはカバーがシール剤でくっ付いているので溶剤は使えず、代わりにサンドブラストで旧塗膜を剥がします。

silvia6ある程度はダブルアクションサンダーで剥がしておいたので細部に残った塗膜をサンドブラストで除去し、さらに全体に軽く掛けて作業完了です。

もう一方のタペットカバーとタイミングベルトカバーの塗膜を落としたら3点同時にリン酸処理を行う予定です。早ければ来週中には本塗り出来るかも知れません。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

CA18ヘッドカバー&タイミングベルトカバー 旧塗膜剥離

silvia3 こちらも溶剤槽に浸け置きしておいた日産シルビアのCA18ヘッドカバー(の片側)とタイミングベルトカバーです。塗膜が柔らかくなっている内にスクレーパーやワイヤーブラシで塗膜を擦り落としておきます。一度では取り切れないので、これを何回か繰り返して徐々に塗膜を落としていきます。手前のタイミングベルトカバーある程度剥がれましたが、タペットカバーの方はまだまだといった感じですね。

silvia4そしてもう片側のタペットカバーです。こちらは一部にカバーパネルがネジで止まっていて、一応それらを外してカバーを取ろうと試みたのですが、シーラーがガッチリくっ付いていたので外すのは諦め、溶剤は使わずサンドブラストで作業する事にしました。

ただ最初からサンドブラストで全部の塗膜を剥がそうとするのは大変なので、ペーパー(ダブルアクションサンダー)で平らな面の塗膜を出来るだけ削っておき、残った部分を後日サンドブラストで除去します。

まだもう少し掛かりそうですがどうぞ今しばらくお待ち下さいませ!

NISSAN CA18ヘッドカバー&タイミングベルトカバー結晶塗装承ってます

ca181 去年よりお預かりしておりました日産CA18のヘッドカバーとタイミングベルトカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ca18 現状は半艶っぽい赤が塗られていますので、一旦これを全部剥離し、全体を鮮やかなイタリアンレッドの結晶塗装で承っております。

また画像ではちょっと判り難いのですが、タイミングベルトカバーのバックプレートと接触する側面部分と、3箇所のパイプ部分を艶消し黒で承っております。

ca182タイミングベルトカバーも既存の塗膜を剥離し、クランク角センサーが取り付けされる部分は現状と同じ様に塗装はしないようマスキングをして塗らないようにしておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!