こちらもお待たせしました!メルセデスベンツCLS W218の純正テールランプ、スモーク塗装で完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
濃度については以前施工したこの時のスモークよりも「半段階濃く」と言う事で、
こちらもお待たせしました!メルセデスベンツCLSW218 のテールランプもスモーク塗装で無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。
レンズ表面を良く脱脂清掃し、エアーブローをして埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗布します。
この時点では前回施工した時の濃さと同程度で、ただし今回は「これよりも半段階濃く」と承っていますので、
スモーク濃度の微調整は意外に面倒で、最初は様子見で比較的薄目のスモークを、その後はコート毎に黒の含有量を変えて塗料自体の濃さを調整し、最終的に5コート以内、最悪でも6コートで終わらせます。
ベースコートに限る事では無いのですが、塗膜が厚くなり過ぎると強度が落ちる為、一工程での厚塗りは避けなければなりません(どうしてもと言う場合は一旦熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、再び足付け処理をした後に再塗装と言う事となります)。
テールランプはフチまで塗れるよう、下にボール紙芯棒を固定して少し浮くようにしています。
それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日到着しておりましたメルセデスベンツW218 CLSの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
ご依頼内容は「薄目」のスモークをべた塗りで、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っています。
こちらのテールランプは以前も施工しておりますので参考までにそちらの画像を紹介させて頂きますね。
この時の濃度は「極薄目と薄目の中間」で、ただし今の設定だと「薄目」くらいの濃さに該当します(当時見ていたディスプレイと今では明るさが違う為、途中から全体的に薄い方向へシフトさせました)。
今回はこちらよりも(半段階ほど)黒くするようご指定を承っておりますので、本塗り時にはこの時の画像を基準にして半段階ほど濃くなるよう濃度を調整していこうと思います。
それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!
メルセデスベンツCLSの純正テールランプです。「極薄めと薄目の中間」濃度のスモーク塗装でご依頼頂きました。黒くすると言うよりかは派手な赤を抑えるといった感じですね。
レンズ以外の部分をマスキングし、表面を#800~#1300で足付け処理します。経年で塗装が剥がれないようにですね。
この時はレンズ全面を同じ濃さのスモークにしますが、クリアーレンズの部分はスモークにしないでクリアーそのままにしたり、それぞれを違う濃さのスモークにする事も可能です。
スモークは一度に塗り重ねるとムラやダマになる為、塗料中の含有量を減らし、塗装回数を増やす事によって、ムラの無い透明感のある仕上がりにします。
指定の濃さになったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。
クリアーに直接スモーク顔料を入れると紫外線による褪色が早くなってしまうので、当店での施工はベースコート(スモーク)とクリアーによる2コート塗装が基本となります。
オプションでクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」(STANDOX)に変更可能です。高美観・耐UV効果・耐擦り傷性・耐薬品性などに優れたクリアーです。
熱を掛けて完全硬化後、必要に応じて磨き処理を行って完成となります。
「余り黒くはしたく無いけど純正の朱色みたいな赤が嫌」と言う事であれば今回程度の濃さ(極薄めと薄目の中間)がお勧めです。
その他当店で行ったテールランプ塗装の施工例はこちらのページからご確認頂けます。
レンズ関係の塗装はクオリティを高める為、かなり時間を掛けて本塗りを行っていますが、その分のコストを抑える為に数セット纏めて塗装を行っているので、最初の方にお預かりした物はどうしても待ち時間が長くなってしまいます。どうかご理解下さいませ。尚、納期の大よその目安としては一ヵ月~一か月半程度となっております。
または別途「「納期指定」のオプションで期間を早める事は可能ですが(3週間程度)、「仕上がりが上がらないのに費用が上がる」と言う事は私的にはお勧め出来ませんので、出来れば代替品を御用頂き時間に余裕を持ってご依頼頂ければと思います。