SHURE GLXD2ワイヤレスマイク塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHURE GLXD2/BETA58ワイヤレスマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

カバーはプラスチックですが、スペーサー部分はアルミ製の黒アルマイト仕上げの為、そちらは別途下地処理を行ってから上塗りを行っています。

 色はVW社のキャンディホワイト(LA9B)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります(通常は同社STANDOXイージークリアーで、別途オプションで変更可能です)。

 ロゴ入れが無く、塗り分け・マスキングも無ければコストの低い【お任せ仕上げコース】で対応可能です。

 ロゴ入れや塗り分けがある場合は内容の確認にメールでのやり取りや、イメージイラスト作成の必要になる為、その場合は【標準仕上げコース】以上でのお受付となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 ストロボを使った撮影も行いました。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE GLXD2ワイヤレスマイク 本塗り

 先日お預かりしておりましたSHURE GLXD2/BETA58ワイヤレスマイクです。タイミング的にかなり早いのですが、業者様からのご依頼で同じような内容の作業があった為、並行して作業を行っております。

尚詳細は控えさせて頂きますが、この型のマイクはそのまま塗るとトラブルが発生しますので、LINE6のワイヤレスマイクと同様通常とは違う下地処理を行っています。

 グリルボールはスチール製で、元々はシルバーの塗装が施されています。これにペーパーを当てても表面だけしか研磨出来ませんので、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状の研磨剤)を使って網目の奥まで満遍なく足付け処理を行っています。

 スペーサーのリングはアルミ製で黒アルマイト処理が施されているので、そのまま上塗りをしても密着はせず、#180~#240で研磨した後プライマーを塗布しています(念のためですが当店では基本的に密着剤は使いません。理由は経年で劣化してその性能が落ちた時に塗装が剥がれてしまうからです)。

 まずはベースコートを塗布します。色はVW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)となります。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

 塗装は塗ってみて初めてトラブルに気づく!という事があり、当店ではそれの対策リストのような物も作っています。塗装が前提の車の部品であればそのような事も殆ど必要無いのですが、家電製品や今回のようなマイクだと時々信じられないような事が起こるので、車の塗装とは違った奥深さを楽しめます(しかし出来れば何も問題なく終わって欲しいのですが・・・)。

 この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE GLXD2ワイヤレスマイク塗装承ってます

 先日到着しておりましたSHURE GLXD2/BETA58ワイヤレスマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容はこれらのパーツ4点をVW社のキャンディーホワイト(LB9A)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーで承っております。

リング部は未塗装の黒アルマイト仕上げとなっていて、このまま上塗りを行っても塗膜は密着しませんから、研磨~プライマーを塗装してからの上塗りとします。

型は違いますが参考までに以前施工したマイクの画像を紹介させていただきますね。

ヘッドの部分が違いますが、仕上がりのイメージはこの時と同じようになります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SHURE QLXD24 Wireless Microphone

 SHUREのワイヤレスマイク、QLX-Dの送受信セットです。販売店から直送されて来ました。

 塗装するのはこちらのマイク本体のみとなります。

色はゴールドで、以前施工したマイクの色味よりも赤味を減らして「純金っぽく」といった内容でご指定を頂きました。

色の確認の為、配合率を変えた色見本を作成します。

 下色のメタリックの粒子を細かくする事で金属っぽい質感にし、その上に重ねるオレンジ+イエローのキャンディーカラーを調整しました。

色見本の作成についてはこちらのページで紹介をしておりますので宜しければご参照くださいませ。

内部の分解はしない為、液晶パネルはマスキングでの対応となります。

またキャンディーカラーの為、各パーツをバラバラにして塗ると色が変わってしまう為、内側をマスキングした上で仮組みをし、本塗りを行います。

 下色に粒子の細かい金属感のあるシルバー(STANDOX SPFシルバー)を塗り、その上に透過性のオレンジ+イエローを重ねました。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、磨き処理を行って完成となります。

画像はストロボを使った撮影となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工・未編集となります(撮影した画像に対して色の調整などは行っておりません)。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」となります。高美観、耐擦り傷性、耐UV性、耐薬品性などに優れたクリアーで、直接塗膜に触れるマイクにはお勧めとなります(オプションにて変更可能で、艶ありのみの対応となります)。

 こちらは自然光で撮影した画像です。

 単にメタリックの粒子を細かくするだけだと(例えばDUPONTだとAM10、STANDOXだとMIX595)透かしの黒さが無くてコントラストが弱くなってしまいますが、今回使ったSPFシルバーのような高輝度メタリックであればメタリックの粒子を細かくしつつ金属のような輝きを表現出来ます。

 製品は既に完成・発送済みで、オーナー様にも喜んでいただけました。

 組んだ状態で塗装する場合は、ネジを一回転緩めた状態で行います(例えば半回転だと厳密には色が合わなくなります)。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHUREワイヤレスマイク マーブルレッド塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたSHUREのワイヤレスマイクBLX2/BETA58A、マーブルレッドの塗装で本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はいつもの艶消し黒でしたが、

 キャンディーレッドのラップ塗装でマーブル柄に仕上げました。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 裏側です。

 各画像はいつもの通り、サイズの縮小以外は未加工・未編集となります。

 自然光下でも撮影しました。

それぞれの模様がズレないよう、ラップを被せる時には各部品を組み付けた状態で行い、その後のクリアー塗装時には再び分解して塗っています。

 ラップを掛けた時点で塗装の表面は凸凹してしまいますが、その後クリアーを研磨して平滑にしてからもう一度クリアーを塗っているのでいつも以上に艶々に仕上がっているかと思います。

 インジケーターランプとボタン部分もマスキングで塗ったとは判らない仕上りに出来ているかと思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!