ワークショップの準備

 7月15日開催予定の塗装ワークショップで使う為に頼んでいたサーモスが届きました。

新品の状態で既に塗装の下地が出来ていて、塗った後に実用まで出来て、しかもこの値段で買えるなんて物はサーモス以外あり得ません。ワークショップ用としては最高&最適の素材だと思います。

尚、今回参加される方は私を含め5名で、遠くは愛知と宮城から、また新規で御参加される方はUVプリンターを持っていると言うまさかのガチ勢でした(笑)。

ただこの時期の工場の暑さに、果たして皆さんが本当に耐えられるのかどうかが少々不安になりました。

 塗装作業を行う工場一階には工場扇が一つあり、当初は二階で使っている家庭用扇風機二台を一階に持って来ようと思っていたのですが、

どうせならと言う事で今回新たにもう一個購入しておきました。やはりと言うか業務用はパワーが違いますからね。

本塗り時には風があったらマズイのですが(余計なゴミが付くので)、それ以外の方はこれで何とか凌いで頂ければと思います。

本当は塗っている周りでも無用な風の流れは避けたいのですが、多分そんな事も言ってられないと思いますので・・・。

ちなみにカヴァーに着いている取っ手は後付けで、工場扇は半ば強引に向きを変える必要があるのでこれがあるととても便利です。まだ100個くらいあるので使い放題ですし(笑)。

そう言えば懇意にして頂いているオートサプライヤーさんから差し入れも頂いておりまして、当日は余りの暑さ(と言うか熱さ)で倒れないよう、これでエネルギーを補充して頂ければと思います。

当日はまた撮影も行いますので、そちらも後日紹介をさせて頂きますね。

撮影デスク改⑥ ストロボ実践

 今まで撮影に使っていた背景はトレーシングペーパーかグラデーションペーパーだけだったのですが、今回新たに黒のケント紙と言う物を買ってみました。画用紙との違いは表面が滑らかで凸凹が少なく、油性ペンが滲まないのが特徴のようです。10枚¥2,000くらいでした。

早速先日2基目のストロボを設置した撮影デスクにセットします。撮影するのは本日完成したフェラーリ430のリモコンキーとなります。

ケント紙のサイズは88×1091で、横にして2枚を重ねて使っています。

 今までは横方向からだけのストロボ照射だった為、こういう風に直に置いての撮影は上手く出来ませんでした。

 が、今回トップライトを設けた事によって、直置きにした状態でも上面からのストロボ照射が可能となり、シャープな撮影が可能となりました。やはりと言うか蛍光灯で撮影した時よりも断然くっきりしていますよね。

 カメラはいつもと同じくNIKONのD200と40mmのマクロレンズで、設定も前回と殆ど同じでISO100、シャッタースピードは1/125、F値は14~22で使い分けています。日記と同じく撮影はJPEGで、サイズのみ縮小して半分程にした「撮ったまま」としています。念の為ですが、D200のような古いカメラに撮影後の画像を綺麗にするような優れた機能は付いていなく、最近のカメラに慣れた方が使うと色々ビックリすると思います(笑)。

 今までの完成時の撮影画像との大きな違いはピントの合っている範囲が広い事で、シャープに写る反面、粗も全て写ってしまうと言ったところでしょうか。

 ネックなのはカメラの上部に取り付けたストロボ用のリモコンのアンテナが結構飛び出る事で、それが塗装面に写り込んでしまうのが残念です。

 下には艶消しでは無く、艶々のデコラ(メラミンボード)などを敷くのも良いらしいです(と先日行って来た講習会で先生が仰っておりました)。

もう少し練習を重ね、時間が出来たら今まで撮影した色見本マイクなどを撮り直してみようかとも思います。

ストロボ撮影テスト

 先日より新たに導入していた撮影用機材を使い、また以前作成した撮影用デスクを使って実際にテスト撮影を行ってみました。

 今回大きく変わったのがこちらの撮影用ストロボを導入した事で、今まで出来なかったような撮影の仕方が可能となりました。また無線で連動するので配線などの取り回しで鬱陶しく思う事もありません(まあストロボ自体が邪魔ではありますが・・・)。

 と言う事で早速撮影しました。上からは既存の蛍光灯を、右からはストロボで、左にはレフ板を置いた状態です。被写体はクロマフレア風顔料No.2を使って塗装したサーモスステンレスマグとなります。

上の画像で見ると、ステンレスマグの下の方で映り込みが変になっているのが判ると思います。背景に使っているグラデーションペーパーがもっと長ければ解消できるのでしょうか・・・。

 と言う訳ですが、ステンレスマグの下に20ミリ程の台を置き、さらに撮影する角度を下方にしてみる事で映り込みが良い具合になったと思います(ただ宙に浮いている感が微妙なのですが・・・)。

尚撮影したカメラの設定としては、ISOが100、シャッタースピードは125、絞りはF16、三脚は使わずJPEGの撮影でサイズを半分にした以外は無加工です。カメラはもはや時代遅れにもなるようなNIKONのD200なる機種で、レンズは40mmのマクロレンズを使っています。

マクロレンズを使った撮影の場合、いつもなら被写体深度が浅くなりがちですが、絞り(F値)を大きくする事で被写体全体にピントが合い易くなり、より正確に製品(塗装)の品質を紹介出来るようになります(当然粗も目立ちますが)。

 ネックなのは絞り値が大きくなった事でレンズについているゴミが非常に目立ってしまう事で、こういうのを修正するにはPhotoshopのLightroomがとても便利なのですが、それをやってしまうと結局意味が無くなってしまうので、今後はこの辺が課題かも知れません。一度ニコンのサービスセンターに持って行って清掃して貰いますか(ただそう言う所に行くのが凄く苦手なのでして・・・)。

こちらの画像だと光源は右からのストロボだけで、こういう撮り方も格好良いのですが、画像がこれだけだと意図的に隠している部分があるように思えて私的にはちょっと違うかなと言う感じです。販売する製品ならこれでも良いのかも知れませんが、依頼されて塗装している物となると、ですよね。

ちなみにこちらの画像ですが、レンズは同じ物を使っていても、絞りをF6.3といった設定で撮影しているので、ピントが合っているのは手前の物だけで、奥の方はボケてしまっています。

絞りが小さくなる事で被写界深度が浅くなり(ピントの合っている範囲が狭くなり)、パッと見た時のイメージとしては格好良いのですが、カメラの事が判る人からするとこういうのは誤魔化している感が否めません。まあそう言うのも考え過ぎなのかも知れませんが・・・。

こちらは以前キャンディーレッドに塗装したサーモスで、イメージセンサーをちょっと掃除してみましたが、やはりまだゴミがかなり目立っています。やはり一度窓口に持って行くしかありませんか・・・。

とまあこんな感じで、一応立てた状態ではそれらしく撮れるようになったのですが、横にして置いた状態では(上から撮るのは)まだ全然駄目なので、次はトップライトの強化を考えています。

折角買って設置した蛍光灯ですが、今後はそれを取っ払って今回と同じ様にアクリル板とストロボで照らせるようにしようと思います。

先立つ物が枯渇気味なのでもっと働かないと・・・ですか。

サーモス塗装ワークショップ準備

先日購入したワークショップ用の備品で、その中には揃っていなかった使い捨てのポリエチレン製エプロンが届きました。これでもういつでも誰でも安全且つ綺麗にサーモスが塗れると思います。多分、ですが(笑)。

 あと工場一階は普通の方にはちょっと寒すぎると思ったので、今は使っていなかった赤外線ヒーターを屋根裏から引っ張り出しておきました。

工場二階にまだちゃんとしたエアコンがなかった頃、間借りして貰っているK氏と私とでこれを一つずつ傍に置いて暖をとっていました。随分遠い昔のようですが、まだ4年くらいなんですよね。

久しぶりに使ってみた遠赤外線ヒーターは予想以上に暖かくて、これなら来て頂いた方にも辛い思いをさせないで済みそうです。

尚、ワークショップのデモは従弟が付き合ってくれるという事なのですが、その前にいつもの知り合いの塗装屋さんが工場に遊びに来られる予定なので、まずは多少でも塗装に慣れたその方達にデモをお願いし、従弟は練習では無くむしろ本番と言う事で挑んで貰おうと思っています。飴は無しで鞭の方だけ、みたいな感じで(笑)。