W124ヘッドカバー結晶塗装 完成

brabus9 大変お待たせしました!W124のヘッドカバーは遂に完成となります。最後の仕上げのプレートの凸文字面研から紹介させて頂きますね。

上の部品は先週艶消し黒でベタ塗りにしたアルミプレートにステンレス製の切り文字を貼ったものです。純正は文字の上面をシルバーに塗ってあるようですが、それを復活させるのは非常に手間が掛かる為今回これを金属製にして最後に面研して光らせようという事です。

ちなみに上面部分のみを塗装で対応した事もありまして、ただそれがどの程度大変だったかはこちらのページを見て頂ければ判り易いかと思います。

brabus10 土台部分の塗装に傷が付いたらマズイのでマスキングをします。

brabus11堅い板にペーパーを張って堅い板にペーパーを貼って文字の上面を面研します。事前にある程度までは削っていますからこの時点では#240からのスタートで、その後#320→#400→#600→#800と番手を上げていきます。

ちなみに研ぎ粉が白っぽいのは艶消しクリアーを削っているからです。この後ベースカラーの層に至ると黒い粉に変わっていきます。

brabus4 そしてこんな感じで面研完了です。このプレートを色違いの結晶塗装でと言うことも考えられますが、どちらも結晶塗装となるとちょっとクドい感じもあるので私的にはこちらはフラットな塗装が似合うかと思います。勿論これは好みで全然構わないですけどね。

brabus5 そして位置を確認します。以前オーナー様から頂いた画像が二枚ありましたのでそちらを確認しながら貼る位置を合わせます。今更ですが無線LANでのデータ通信というのは非常に便利ですね。

brabus6 そしてプレートを貼り付けて完了です。結晶塗装は敢えて鮮やかさを抑えた「ドス黒い赤」で承っています。

brabus7 このプレートがあると無いとじゃ全然イメージが違いますよね。プラグカバーが一段高くなっているのは元々こういう物ですので気にしなくて大丈夫です。私的にはピッタリ段が揃ってくれると気持ちが良いのですが・・・(私が気になります。苦笑)。

brabus8予想以上に旧塗膜の剥離に手間取ってしまった事と、予定していなかったバッフルプレートの脱着といった作業があったのでちょっと長く掛かってしまいましたね。大変お待たせしました!

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!