大変お待たせしました!スイフトスポーツのヘッドカバー、イタリアンレッドの結晶塗装で本日完成となります。最初の状態も紹介しますね。
今回の部品は新品なのでご覧のように綺麗なシルバーをしているのですが、表面には塗装は勿論、アルマイト処理等の保護がされていない無垢の状態なので使っている内に酸化して見た目も汚くなってしまいます。ただ中々想像はし難いですよね。
本件とは全く関係無いのですが、ロードスターのヘッドカバーも同じ様な感じで最初は綺麗なシルバー色でしたが、やはり表面処理がされていないので使っているうちにこんな感じになってしまいます。
尚、ホンダのヘッドカバーには一部「アルミに見えるけど実はシルバーが塗装されている!」という物があって、それならば表面が程されていますからこうはなりません。ただそれも剥がれていなければ、なんですけどね(でもホンダヘッドカバーのシルバーの塗装は意外と丈夫なんです。ただ結晶塗装の方は・・・)。
塗装の主な目的は「美観」「保護」「識別」で、まさにその通りだと思います。
今回スイフトのヘッドカバーと一緒に塗ったHKSのヘッドカバーです。そちらは「日産FJエンジンの赤」という事で若干青黒くなっています。それぞれ単体で見ても余り違いは判らないのですが(塗っている人間でさえそうです)、こうやって並べてみるとよく判りますよね。
近くで見るとこんな感じです。遠めから見ると艶消しっぽく見えますが実際は塗膜自体に若干の艶があるのが判ると思います。結晶塗装の塗膜の表面は尖っている訳では無いので砂埃やオイルが付いても濡れ雑巾で拭けば意外と取れ易く滑らかなのが判ると思います。勿論タオルが引っかかったりもしません(これは嫌ですよね・・・)。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!