大変お待たせしました!ドルフィンアンテナの塗装、本日完成となります。
裏側に貼ってあった両面テープは本塗りの前に剥がしてしまいましたので、元々貼ってあった台紙から型を取って同じように貼り直しておきました。
最初の状態も紹介しますね。
元々全体に歪みがあって、これを塗装して艶が出るとさらに粗が目立ってしまうので、今回は全体的に研磨して修正する下地作業も承りました。切削性の悪いPPやPAではサフェーサーの塗装が必須ですが(削っただけでラインを出すと言う事は出来ません)、今回の樹脂はABSだったので多少なり作業工程(と費用)は抑えられたと思います。
結局研ぎは全体に及びましたが、お陰で良く見ても綺麗なラインを感じられると思います。
ちなみに以前同じように歪みの大きいドルフィンアンテナを作業~修正した事がありますが、その時は「本来メッキ仕上げになる製品を未塗装(未処理)で入手した」と言う経緯があって、もしかしたらこれもその類かも知れません。メッキを行う場合は下地で銅メッキを行い、それを研いで(磨いて)ラインを修正するらしいので多少の歪みは問題無いのかもです。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!