マツダフューエルキャップ 本塗り

mazda30先日サフェーサーを塗っておいたマツダのクリーンディーゼル用フューエルキャップです。

全体に黒をパラパラと塗ってこれをガイドとし、全体を研いでラインを整えていきます。

mazda31#320でラインを整え、さらに#600→#800の水研ぎでペーパー目を均していきます。最後は当たりの柔らかいアシレックスレモン(布状の研磨副資材で#800層当)か、或いは#1200の水研ぎでさらにペーパー目を細かくしておきます。

mazda24 マスキングをし直し、いよいよ本塗り開始です。

mazda6ちなみに色については前回作成した時の物を取っておいたので今回はそれを使っています。

当初はこんな特異なご依頼はもうないだろう(笑)と思っていたのでその都度色を作っていましたが、さすがに今回で5回目くらいとなるので次もあるだろうと思って余分に作って保管しておきました。

mazda25 マスキングシートも今までは文字部分だけのカットでしたが、毎回ピッタリ貼るのが本当に苦痛だったので、今回のデータからは枠の曲線を一緒にカット出来るようにフチに合わせて貼れるようにしました。

mazda26 と言う訳で一番嫌だったこの工程は今までに無いくらい楽に出来るようになりました。最初からちゃんとやっとけって感じですか(苦笑)。

mazda27 周りを養生し、グレーを塗布します。

mazda28 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。

mazda29画像だと磨いた状態のようにツルツルですが、実際は塗り終えたばかりなのでヌルヌルの状態です。ホコリが乗るとクリアーに埋まっていってしまいます(なので撮影は着替える前に終わらせてます)。

子供の頃にプラモデルを塗っていたのは筆塗りが基本で、当時はエアーブラシなんかも高くて買えませんでしたから、こういった艶のある塗装を自分で仕上げるのは絶対無理だと思っていました。しかもこんな風に文字を入れたりするのはてっきりロボットがやっているのかと思っていましたから(笑)、今まさにそれが自分で出来ているなんてまるで夢のようです。仕事なので当然大変な事も多いですが毎日がとても楽しいです(いや、でも時々吐き気が・・・笑)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きますね。今週中には完成出来る予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!