レガシィテールランプ&ハイマウントランプ塗装承ってます

 先日到着しておりましたスバルレガシィ輸出用後期型テールランプとハイマウントストップランプです。こちらのオーナー様は昨年同型のテールランプとハイマウントランプのスモーク塗装をご依頼頂いたのですが、その後追突事故に遭ってしまったとの事で、この度新たに部品を御用意頂いての再依頼となりました。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

尚、前回のスモーク濃度は「極薄目と薄目の中間」でしたが、今回はそれよりももう少し濃くと言う事で「薄目」の濃度で承っております。

参考に以前施工した時の完成画像を紹介させて頂きますね。

今回はこれよりも半段階濃くする予定です。他の画像はこちらのページからも見れます。

またオーナー様からはその後車体に組み付けた画像とコメントも頂いておりまして、そちらも以下ページからご確認頂けます。宜しければご参照下さいませ。

レビュー&画像投稿 2018年6月13日

クリアーは前回と同様、高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

ハイマウントランプについても同様で、テールランプの濃さに合わせつつ「薄目」の濃度に調整します。

またオーナー様から頂いた微妙なニュアンスもありますので、そちらも紹介をさせて頂きますね。

「以前のものを装着してみた感じでは、ウインカーのクリアー部分が少し浮いた感じになってしまいますので、もう少し濃いめの塗装でもいいかなと」「赤い部分が暗いところでもわかる程度のスモークがちょうどいいと」「このテールランプはかなり赤いので、以前お願いした「極薄め~薄めの中間」よりも濃くても」

といった感じです。

先日知り合いの塗装屋さんとも話したのですが、スモーク塗装は被塗物(テールランプ)の構造によって見え方が変わるので、数値をデータ化しても殆ど参考にはならず、最終的には前記したような文章からオーナー様の気持ちを汲んでテールランプに反映させる、と言う方法になります。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

尚、次のターンはこちらで締め切りとなりますので、次回の透過性の塗装は二ヵ月以上先になるかと思います。お待たせして申し訳御座いませんが何卒ご理解の程、宜しくお願いいたします。

NCロードスターフォグベゼル塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたマツダ純正NCロードスター用北米仕様のフォグベゼル塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。 元々は未塗装の樹脂素地状態で、表面は細かい凸凹がある梨地でした。

通常は「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程を行いますが、今回は細かい梨地だったので「二度塗り」で対応しました。

色はマツダ純正色の「ブリリアントブラック」(カラーコード:A3F)で、

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります(オプションで変更可能です)。

 クリアーが底に溜まりやすい形状ですが、本塗り直後に吊るしてひっくり返す事でそれを防いでいます(クリアーが溜まるとブリスター状に膨れて浮いてしまいます)。

こちらは先日完成しているスモーク塗装に施工したサイドマーカーとウィンカーで、

 試しに仮組みをしてみました(裏をマスキングテープで固定しています)。

 部品単体でもかなり高級感が出ているのが判るかと思います。

 紹介している画像はいつも通りサイズの縮小以外は無加工です。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご利用頂き誠に有難う御座いました!

レンズ系透過性塗装 下準備

 前回本塗りを終えてからまだ早いのですが、既にかなりの量が入っておりますので早速作業着手しております。尚こちらにもう1セット(2個)レガシィのテールランプが後程合流となります。

それぞれの案件については以下の通りとなります。

デリカテールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

セルシオ20テールランプ塗装承ってます

フィアットテールランプ レッド&スモーク塗装承ってます

レガシィテールランプ&ハイマウントランプ塗装承ってます

 

 まずは中にホコリが入らないよう穴をマスキングします。電球穴の部分はゴムパッキンから出る油でシールがくっ付かない事が多いので、最初にシリコンオフで脱脂清掃しています。ちなみに塗装面にシールを貼る場合は後で剥がし易いようにワックスを塗ってからがお勧めです(ドアモールとか落下したらマズイ物は脱脂が必須です)。

 ある程度年式が経った中古部品は大抵このように内側が泥砂で汚れているので、

 ブラシとウェスを使って水洗いをします。

奥まった角の部分は、綿棒を使ってグルグル回すと綺麗になってくれます。指先で回し易いのが味噌ですかね。

エアーブローをしつつウェスで吹き上げたら清掃完了です。

この状態で一晩置いてよく水気を乾かしておき、この後マスキングをしていきます。

車体に着けてお渡しするなら気にしなくても良いのかも知れませんが、部品単品だと見なくて良い部分が見えてしまうのでどうしても手間は掛かりますかね。まあ車に戻すにしても清掃は基本だと思いますが・・・。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

トヨタパブリカ ステアリング補修⑨

 先日までにサフェーサーを塗ってあったトヨタパブリカのステアリングです。その後極端に形が悪い箇所のみパテを塗っておきました。

 またその後ちょっと気になったので、オーナー様が持っていたホーンプレート固定用のバネをお借りする事にしました。

 ステアリングとホーンプレートはこのバネ(だけ)で固定されます。

 こんな感じでホーンプレートが装着されます。

 ホーンプレートが着く内側については極力手を触れないようにと考えていたのですが(そもそもホーンプレートの形が左右対称では無かったりしてここに手を出すと沼に嵌るのが確定していたので)、

 実際に装着してみると、

 明らかに形がおかしいと言う事で、オーナー様にお話してこの辺も修正をする事にしました(しかしながら納期はあと半年延長です)。

 尚、下地もまだまだこれからで、現在塗ってあるサフェも取り敢えず的な物で、ここからまだまだパテ&サフェーサーでラインを整えていきます。

元々裂けていて新たにABS板で再現した穴の部分は、このような感じでホーンプレートを固定する金具のネジを避けるようになっています。フチがガタガタですが、この辺もまだこれから仕上げていきます。

 小さい穴の周りにあったヒビも、構造用接着剤(3Mオフホワイト)とエポキシサフェーサーで何とか止まってくれたようです。

 この形を崩さないよう、一つ一つ手掛けで研磨しています。

 と言う訳で隙間の修正です。プレートは鋳物なので手を付けず、それに合わせてステアリング側の形を修正していきます。

 #120で足付けをし、よく脱脂した後に構造用エポキシ接着剤(3Mパネルボンド)を塗ります。

足りない部分をこちらのエポキシ接着剤で補い、その後ポリパテでラインを整えていきます。硬化させる為には各工程で熱を入れる必要がありますが、そこは他のご依頼品と一緒に恒温機(乾燥炉)に入れてコストを落とすようにします。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMW R1200RSトップケース・パニアケース塗装承ってます

 先日到着しておりましたBMW R1200RSの純正トップケースカバーと左右パニアケースカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容は、こちら3点を全てをBMWライトグレー(カラーコード:M21)への塗装で、またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様で承っています。

以前の施工画像がありますのでそちらを紹介しますね。

一見ソリッドカラーの白に見えますが、メタリックやパールなどが入ったちょっと変わった塗色です。

以下のページで他の画像も見れますので宜しければご参照下さいませ。

BMW R1200RS Top Box & Side Cases

製品は新品では無いのでちょっとした傷がありますが、今回は簡易的な補修(ラッカーパテ)にて対応するようにいたします。

それでは作業進行次第また紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!