先日下準備を終えていたAUTO ART社製の1/18レンジローバーのミニカーです。
その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させました。
ルーフモールは艶消しの黒だったので同じように塗っておきます。
バンパーロア部は元々の艶消し黒をそのまま残していますが、見切り部分など気になった箇所があったのでスポットで修正しておきました。
ミラーは元々艶消し黒のベタ塗りで、カバーパネルの一部のみボディ同色(ナラブロンズ)に塗る仕様でしたが、マスキングの工程上先に全部をナラブロンズに塗ってそこをマスキングし、再び艶消し黒に塗っています。
リヤバンパーのトップカバーも同じように艶消し黒で塗っておきました。
ボンネット上にあるウィンドウォッシャーノズルは、マスキングしてのスプレー塗装では無く、ベースコートの黒をそのまま筆で塗りました。
今回の製品はネジでは無く接着剤がメインで、組付けも同じような方法となりますが、それぞれ二種類を使い分けるようにします。ちなみに塗装の仕事で瞬間接着剤は殆ど使いません(多分4年に一回くらいではと・・・)。
面で接着する部分は模型用の透明な接着剤を使います。木工用ボンドと似たような感じで、多分エマルジョン系だと思います。
サンルーフを貼り付けた後、削り落とした四隅のカシメ部分にエポキシ接着剤を点付けします。もし万が一外すことがあっても割らずに取れるようにですね。
昔実車のレンジローバーでアウターハンドルを何度かボディ同色に塗装した事があり、もしかして今回のこれも・・・?
と思って頂いた参考画像を(凄く)拡大して見てみると、判りにくいですが多分ボディ同色になっています。レンジは上級グレードになるとこういった箇所がボディ同色の仕様になるのをうっかり忘れていました・・・。
と言う訳で急遽アウターハンドルも足付け処理をして本塗り開始です。
同じようにナラブロンズに塗り、クリアーをコートして本塗り完了です。
そんな感じでここ数日毎晩少しずつ手を掛けてようやく完成間近となりました。
各部のクリーニングとチェックを行い、後日撮影して完成予定となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!