銅製エフェクトマイク 下準備

 先日お預かりしておりましたファイアーパターンの塗装でご依頼頂いているボディが銅製のエフェクトマイクです。

 状態としてはクリアーが塗ってあって、素地の銅には意匠の為か皺の凸凹があるので、まず上塗りの前にこれを平滑にします。

 本体の方も細かい凸凹があるので同じように研磨します。

 #120のダブルアクションサンダーで表面を研磨し、#180で均します。

 側面や穴の内の断面にもペーパーを掛けておきます。

 よく脱脂清掃し、マスキングをして台にセットします。

 まずはプライマーを塗布します。

 続けてサーフェサーを塗布します。

ボディに被さる箇所はサフェを薄く塗っておきましたが、それでも元々キツイくらいだったので結局削り落してしまうかも知れません。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

ファイアーパターンについては基となる平面的なデータを作ってありますが、今回はそれを一周して繫がるようにしなければなりませんので、その部分の調整や、本体と蓋との外周の違いなどもデータの調整を行います(または繫がる部分はフリーハンドでのマスキングにするかも知れません)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!