先日サンドブラストを行っておいたホンダシビックのZCエンジンヘッドカバーです。その後リン酸処理を行っておき、恒温機の中で保管をしつつ熱を入れてよく乾燥させておきました。
続けて結晶塗装を塗らない箇所(塗膜厚を着けたくない箇所)にベースコートの黒を塗布します。ホースパイプやボルト取り付け部、プラグキャップ装着部ですね。
まずはテスト的に私物(趣味の物)を塗装して様子を見ます。使用する塗料は結晶塗装用のリンターで、こちらは1液の熱硬化型タイプ=所謂「焼き付け塗装」と呼ばれる物ですね。塗り方が足りないと結晶目が出なく、塗り過ぎると汚い仕上がりになってしまうので、丁度良い塩梅を探します。
問題無ければヘッドカバーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
スプレーガンで車体を塗る場合は「被塗面に垂直」が基本ですが、今回のような形状でそれを行うのは物理的に難しく、なので敢えて角度を着けた状態でスプレーしています。とにかく全体が均一な膜厚になるようにイメージして塗っています。
今回もスマホでタイムプラス撮影をしたので紹介します。縦長画像だとshortになってしまうようなので切り抜いて強引に横長動画にしました。