先日旧塗膜を剥離しておいたKPGC10型スカイラインGT-R、所謂ハコスカのS20ヘッドカバーです。
サンドブラストは高圧のエアーで砂(ガーネット)を飛ばし、それを対象物に当てて削ります。ペーパー(研磨紙)では浸食された奥までは届かなく簡単に再発してしまいますから、金属素地に出来た腐食にはこれが有効になります。ネックは砂の跳ね返りが激しいので、専用の箱や装備(防護服)が無いと出来ないところがDIYでは難しい所ですかね。
その後リン酸処理を行い洗浄します。今回はバッフルプレートが着いたままなので高圧洗浄機を使って中の隅々までしっかり洗い流します。
サンドブラストを行った直後に比べると全体的に黒ずんで汚くなって見えますが、これはリン酸処理で不動態皮膜が形成された事で、これによりアルミ表面の腐食を防ぎ耐食性が向上され、塗料の密着もすこぶるよくなります。
続けてサーフェサーを塗布します。今回は艶あり仕上げで承っていますので、被塗面の凸凹をこちらのサフェで整えます。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。次はいよいよ地獄のサフェ研ぎ作業ですね(身体を壊すので現在は受付を停止中で、今回のように以前同じ内容でご依頼を頂いた方のみ対応しています)。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!



