ゼンハイザーE935マイク 本塗り

 先日お預りしておりましたゼンハイザーE935ボーカルマイクです。本体は#800相当で空研ぎし、グリルボールはウォッシュコンパウンドとスコッチ&ナイロンブラシで足付け処理をしてあります。

 最初に隠蔽力の高い適当なシルバー(VWリフレックスシルバー)を下塗りし、その上に輝きの強い粗目のメタリック(STANDOX原色 MIX598)を塗布します。

 続けて透過性の赤を塗布します。一度に塗ると濃淡でムラが出るので3~4回に別けて塗装します。

 最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ゼンハイザーE935マイク塗装承ってます

先日到着しておりましたゼンハイザーE935ボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はキャンディーレッドのべた塗りで、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承りました。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ゼンハイザーe935マイク Wパール&ピンクロゴ塗装 完成

 大変お待たせしました!ゼンハイザーe935のボーカルマイク塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はいつもの黒系艶消し状態で(クリアーは塗ってありません)、

事前にお貸出した色見本帳からご希望の塗色(ホンダプレミアムホワイトパール:NH-624P)をご指定頂き、

またロゴの色に関しては同梱して頂いた印刷のピンクに合わせて色を選びました。

ピンクに関しては丁度当店規定の色見本を作成していた所だったので、まずそれを作ってから近似色を選ぶと言う方法にしました。詳しくは以下の記事で紹介しておりますので宜しければご参照下さい。

ゼンハイザーマイク ロゴ入れピンク色確認

 ベースカラーは単なる白では無くパールになっているのが判ると思います。

ロゴを入れた個所は多少塗膜の段差が付くため、今回はペーパーを当てて軽く研いでから磨き処理を行って平滑に仕上げています(ただしお任せコースでは基本そのままとなります)。

 裏側には同色のピンクでネームロゴを入れてあります。

 塗装(マスキング)で対応出来るのはこのくらいのサイズまでで、これ以下になるとデカールでの対応となります。ただしデカールではピンクを再現出来ませんので(関係者にはご協力感謝いたします)、今回はその辺も含めてデザインを決めて頂きました。

 クリアーは耐擦り傷性も高いクリスタルクリアーの仕様で、マイクのように直接塗膜に触れる物にはお勧めです。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ゼンハイザーe935マイク塗装 完成

大変お待たせしました!ゼンハイザーe935ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は黒系メタリックの艶消し仕上げで、今回はこちらを以前施工した同型マイクと同様に、ダイハツムーブの純正色「ディープブルークリスタルマイカ」(カラーコード:B79)への塗装で承りました。

 ちなみに分解した状態としてはこんな感じです。内部の機器は取り外さず、ただし負担の掛からない状態にして固定して作業を行っています。

 それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ゼンハイザーe935マイク Wパール&ピンクロゴ 本塗り

先日お預かりしておりましたゼンハイザーe935のボーカルマイクです。

 本体は布状の研磨副資材(アシレックススカイ#320→レモン#800)で空研ぎの足付け処理を行い、こちらのグリルボールはメッシュの隙間にペーパーが入らないので繊維状の研磨材(スコッチ)とナイロンブラシにリキッドタイプの研磨剤(ウォッシュコンパウンド)を使って足付け処理を行います。

 マスキングを行い、台にセットして本塗り開始です。

 まずはカラーベースの白を塗ります。今回のベース色は3コートホワイトパールで、「カラーベース」「パールベース」それぞれ配合データから色を作成しています。

 パールベースを塗ってテープフリーになるまで自然乾燥を行ったら、予め用意しておいたマスキングシートを貼り付けます。

 ロゴのピンクは事前に色見本を作成していて、今度はその配合データを元に新たに色を作成します。

計量調色は目視による調色と違い「全く同じ色」が再現できる為、わざわざ塗料を残しておいたりする必要はありません。

今回の塗色の作成については以下の記事で紹介しておりますので宜しければご参照下さいませ。

ゼンハイザーマイク ロゴ入れピンク色確認

ロゴ入れが終わったら全体を綺麗なタッククロス(塗装専用の粘着質の着いた不織布)で拭きあげ、エアーブローをして埃を飛ばします。乾燥して静電気が発生する冬場はホコリが付き易い為、除電ガンを併用したりもします。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 ゼンハイザーのロゴはいつもの仕様として元々あったサイズよりも若干大きい70ミリに、

 その裏側に入れたネームは35ミリ幅となっています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となっています。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させ、数日寝かしたら完成となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!