大変お待たせしました!先日本塗りを行っていたホンダK20Aヘッドカバーの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
色はホンダ純正色「ミラノレッド」(カラーコード:R81)となります。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
通常こういった鋳造製品は「研磨→プライマー塗布→サーフェサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってから上塗りを行いますが、
今回は「2度塗り」=塗装を2回に別けて塗る事でサーフェサーの下地処理を省いています。
サフェを使った下地処理に比べるとシャープさ(ラインの形成等)が足りない所はありますが、それによっってかなりのコストを抑えられるメリットがあります。足付け処理等については通常通りの作業とし、耐久性においては通常と変わりがありませんから、その点についてはご安心頂ければと思います。
凸文字部は研磨してアルミ地を露出させてからクリアーを塗る方法もありますが、
今回はそのままの内容で承っています(この方が耐久性という点では優れています)。
プラグキャップ装着部は塗膜が厚くならないよう、プライマーとベースコートの黒のみとしています。
オイルキャップ装着部は何も塗装せず、アルミ地そのままとしています(常にオイルで塗れていてガスケットも当たっているのでここは腐食の心配は無い部位かと思います)。