BMWパニアケース&トップケース塗装承ってます

bmw345 先日到着しておりました現行型BMW R1200RS用のパニアケースとトップケースカバーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

bmw346ご依頼内容としては、パニアケースとトップケースを車体色に合わせてそれぞれ違う色で塗る事で、パニアケースの方は「ルパンブルーメタリック」(カラーコード:M25)、トップケースの方は「ライトグレイ」(カラーコード:M21)、そしてクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っています。

 

どちらもSTANDOXより配合データの確認が出来ましたので、色の見本は無くてもボディーカラーの再現が可能です(そもそも車体はまだ納車されていないらしいですので・・・)。

ただ単に配合データから色を作るだけではどうしても車体の塗装との色ブレが生じますので、カウルパネルのように隣り合う部品がある場合には配合データだけでは無く、その後の目調色による微調整が必要です(別途費用は掛かります)。

ただし今回のようなパニアケースであれば、カウルパネルとは位置が離れているので、多少の色ブレがあっても気にならない(見ても判らない)と思いますので、この辺は特に気にされなくて大丈夫だと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

BMW R1200RTトップカバー塗装 完成

bmw260大変お待たせしました!BMW R1200RTに取り付け予定の純正トップケースの塗装、本日完成となります。

ちなみにテールランプとトップケースに取り付くランプは先日スモーク塗装で完成して既にお渡ししていて、ただどうせならばトップケースのストップランプは今回組み付ける時に一緒に付けてしまえば・・・と思ったのですが、どうやらこれの交換は非常に簡単のようですね。内側からネジ2本を外すだけで取り外せました。配線のカプラーも既に来ているので直ぐに交換可能の模様です。

bmw261 そして全部組み付けて完成となります。

bmw236元々は艶消しのシルバーでした。

bmw262ちなみにカバーの裏側は1cmくらい少し見えるのでそこまで色を塗っておかないと元のシルバーが残って見えてしまいます。普段塗っているパニアケースの場合は分解が出来ないのでそこはマスキングして塗っていますが、このトップケースはカバーパネル単体になるのでその点は作業が楽ですかね。

bmw263以前のタイプだとヒンジはカバーにくっ付いて来ましたが(なのでマスキングで対応です)、今回はこれも本体側に残るのでマスキングは一切していません。

トルクスさえ持っていれば分解はDYIレベルで可能だと思いますので、これから検討される方は是非挑戦してみてはと思います(それで分解お預かりの費用分は浮かせられますので)。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!(引き続きティアナのテールランプももう暫く御待ち下さいませ)。

BMW R1200RTトップケース 調色~本塗り

bmw249 先日スモーク塗装を行ったBMW純正テールランプと一緒にリヤのトップケースも御依頼頂いておりまして、こちらはボディ同色で御依頼いただいているのですがただボディカラーの配合データが存在しないので今回は一から色を作成しています。画像は色の見本としてお預かりしたサイドケース(パニアケース)で、手前に写っているのは調色用のライトです。尚塗色はBMW MOTOカラーの「エボニーブラック」(カラーコード:NC9)となります。

bmw250使った色はこんな感じで、黒をベースにして色々なパールを使っています。ちなみに配合データはスタンドックスの水性塗料である「スタンドハイド」のみ存在していて、一応その内容は確認出来ましたから、それぞれの原色を溶剤に置き換えて作成してみました。ただ結果としては全然違う色でした・・・(苦)。あの配合に使われている色じゃ延々近くにもなりませんよ。

一応備忘録と言うか同じSTXユーザーさんの今後の参考になればと思いますので紹介しますと、配合データに入っているパールは上の画像の右側の「イエローパール」と「アメジストパール」の二種類だけで、ただこのイエローパールは殆ど必用無く、代わりに画像左側の「レッドパール」と「ブラウンパール」を沢山入れてあげて下さい。その他オーカーやブラウンなどのソリッド原色も入っていますが、原色の黒をJPブラックでは無く普通のMix571にしたのでこれらは必要ありませんでした(JPブラックは青いのでそれを赤黄色く濁らせないといけない為ですね)。

bmw99ちなみにスタンドックスの原色ですが、先ほどの画像にあるのは私が自分で小分けボトルに移している物であれをメインに使っている訳ではありません。原色の塗料は自宅に置いてあるのでデータで色を作る場合は自宅で作った物を工場に持って行き、簡易的な色の作成などの場合は先ほどの小分けボトルを使って現場でそのまま色を作れるようにしています。今回色を作成していて上の画像に写るMIX844なる原色が工場に無い事に気が付いたので、帰宅した時に新たにボトルを作っておきました。ちなみに貼ってあるシールはデータ作成から印刷まで全て手作りです(笑)。

と言う事で、色自体は一度失敗して廃棄となりましたが(捨てる訳では無く下塗りとして使います)、二度目は無事に出来上がりましたので早速本日朝から本塗りを行っていました。ちなみに色を一から作るのはとても時間が掛かるので、調色作業自体は3日前から始めていました。

bmw251 トップケースも新品の状態なので下地処理は足付け処理のみでOKです。パニアケースと違ってバラバラに分解出来るので裏側のマスキングも不要です(現状シルバーが飛んでます)。

bmw252最初に作って失敗した色を下塗りとして2コート行い、その上に本塗り用の色をさらに2コート塗っています。パッと見は黒に近い焦げ茶ですが、光りに当たるとパール感が上品に出て来て、パッと見は難しそうな色ですがメタリックが入っていないので配合色が判ればデータが無くても大丈夫だと思います。

こちらは組み付けもありますので完成まではまだもう少しお時間頂きますので、予定通り先にテールランプを(と宜しければパニアケースも)お納めしますので、まずはそれで車体を迎えて頂き、こちらは後日とさせて頂ければと思います。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

(既にお預かりしているティアナのテールランプやその他新規で御依頼頂いている案件も後日紹介させて頂きます。どうか今しばらくお待ち下さいませ)。

BMWR1200RT トップケース&テールレンズ塗装承ってます

bmw236先日はわざわざご足労頂きありがとう御座いました。またこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

こちらはBMW R1200RTのトップケースで、ご依頼内容としては蓋の部分のシルバーをボディ同色の「エボニーブラック」(カラーコード:NC9)で承っております。

bmw238ただこの色の配合データが無いので、今回は塗装済みのパニアケースを一緒に御預かりし、これを参考にして色を作製する事となります。ちなみにデータが無い色を一から作るのは大変ですのでこういった場合は別途調色費が掛かってしまいます。

bmw237また今回はトップケースとは別にテールランプと、トップケースに付くストップランプの二つをスモーク塗装で承っています。

wish濃度に関しては以前当店で施工したWISHのハイマウントレンズを参考にします。標準濃度より少し薄く、といった感じですかね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠にありがとう御座います!

BMWトップケース塗装 完成

bmw38 お待たせしました!BMWのトップケースカバー、本日完成となります。ちょっとサイズが大きいので撮影はいつもの場所では無く塗装ブース内で行いました。

bmw39 BMWのロゴバッジは両面テープで付いているだけなので再利用は問題ありません。ただ外す時に堅いヘラだとフチを傷つけてしまったりするので、だとしたら御依頼の際にはそのまま外さないで送って頂いて構いません。

bmw40ヒンジはマスキングでの作業となりましたが、普通の方が見てここをマスキングして塗ったとは判らない程度には出来ていると思いますので御安心下さい。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。今日は休日出勤となりますがまだもう少し工場に居ますので御連絡が早ければ本日発送可能です。

この度もご贔屓頂き有難う御座いました!