スバルルーフアンテナ塗装の色見本としてお預りしています、STIチェリーレッドに塗装済みのミラーカバーです。
一応STANDOXには「SUBARU CHERRY_BLOSSOM_RED」 なる色の配合データはあるのですが、余り当てにならないので一から作る事にします。
先ほどのスティックを使った「5分程度の簡易的な色の作製」であれば作業費用は無料で、ただ今回は調色作業も承っておりますので、ここから色の微調整を行います。
色板は何度も塗り重ねて使いますが、乾いていないと次が塗れないので、このようにある程度の数を用意してローテーションで使っていきます。塗装屋さんなら判ると思いますが、塗装は塗った直後と乾いた後ではかなり色が変わります(主に正面が明るくなって透かしが黒くなります)。
使ったのはこの6色で、「黄色味の赤」と「青味の赤」の2種類をメインに、イエロー2種・白・黒で微調整を行いました。車の塗装は生産性・効率性も考えられているので、色を濁らせてでも無機顔料(白や黒やオーカー等の鉱物系)を入れて隠蔽力を上げているのが一般的です。
これで色は出来ましたので、後日本塗りの準備を行いたいと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!