先日購入したアクリル板端材セット(10キロ×2箱)ですが、どうやら今回は2ミリ厚の物が少なく、それよりも厚い3ミリとと5ミリの物がメインになっています。本来なら喜ぶ所なのですが、先日より作製しているジオラマ用のミニチュアトラスは2ミリ厚で作っていたのでちょっと困ってしまいました。
が、実際の所は少しデータを変えるだけで良かったので全然手間では無かったのでした。
と言う事で早速修整したデータでレーザーカットです。
ちなみに今回は新たに注文していたインジェクターが届いていたのでそれも試してみたかったのです。
赤いのが最初にモノタロウで買った瞬間接着剤用の針で、青いのが一般的なホビー用の針です。こっちの方が長いので多分やり易いと思ったんですよね。
アクリル樹脂を接着するのはジクロロメタン(二塩化メチレン)なる溶剤で、これ自体はベトベトする訳ではありませんから凄く扱い易いです。一応お約束と言う事でステンレストレーでそれらしい雰囲気を醸し出してみました(怪)。
レーザーで切り出したアクリル板を組み合わせ、継ぎ目に接着剤となる溶剤を流します。
ちなみに今回のシリンジ(針)を使ってみた感想としては確かに針が長い方がやり易いのですが、どうやら内径がこっちの方が太いらしく下に向けるだけで中の溶剤が出て来てしまいます。溶剤がアクリルに付くと侵して跡が残ってしまうので、繊細な作業の時は赤いシリンジの方が使い易いかも知れません。
と言う訳で、新たに3ミリ厚のアクリル板で、外寸は今までの2ミリ厚の同じミニチュアトラスが完成しました。これで強度も単純に50%アップです(そこに全く意味はありませんが・・・)。
ちなみに現在検討中なのがこのレーザー加工機を使ったワークショップで、一応それを想定して色々テスト中です。
数人集まってと言うのはちょっと無理そうですが、とりあえずはレーザー加工機を使ってみたいと言う方には是非利用して貰おうと考えています。