マイク色見本 新顔料本塗り

知り合いの塗装屋さんから新しい顔料を紹介&譲って頂けましたので早速色見本を作る事にしました。

被塗物はいつもの注型樹脂製のSHURE SM58モックアップ品で、画像ではベースコートの黒を塗り終わった所です。

こちらは新しい顔料では無く、以前から使用しているSTANDOX SPFシルバーのJLM-906仕様です。詳しくは以下のページで紹介しておりますので宜しければどうぞ。

3コートSPFシルバ―塗装

メタリックの粒子が非常に細かく、透かしが黒く正面が明るいという特性の為、金属感があるのが特徴です。樹脂で4倍に薄めて下地の黒を透かすようにして塗っています。

SHUREのグリルボールに元々塗られているシルバーは非常にチープなので、今回のシルバーで塗り直す事によって高級感が増します。本当はリング部を違う色に塗ると良いのですが、今回は色見本なのでシルバーでべた塗りとしました(と言うか他に色々塗ったので余裕がありませんでした・・・)。

と言う訳でこちらが新顔料です。

マジョーラと同じようなクロマフレア顔料を使っていると思われ、普通に塗るだけで2色に変化します。

今回譲って頂いたのは3種類で、「青&緑」系を2種と、「赤&黄」系を一種の合計3種類となります。詳しくは内密にと言う事なので詳細については伏せさせて頂きますね。多分どこかのブログでも同じような事が紹介されると思いますが、出所は同じです(笑)。

今回は3種類の色見本と、さらにそれぞれを組み合わせた色見本も作成してみました。本来なら2色で変化する所ですが、それぞれを組み合わせてグラデーションさせ3色に変化するようにしています。

中間色も合わせると、「青・緑・黄色・赤」といった具合に変化します。

いつもの注型ミニカーは斜めで半分ずつ塗り分けるような感じでマジョーラっぽくしています(マジョーラは確か色によっては5層あったかと)。

余り混ざると綺麗では無いようで、むしろプレスラインを境にスパッと塗り分けた方がフリップフロップが強調されて格好良い感じです。

キャンディーカラーを利用してチタン焼け風の色見本を作ろうと思っていましたが、それよりもこちらの方が楽そうなので(笑)、当面はこれで色々試していみようかと思います。

4 thoughts on “マイク色見本 新顔料本塗り

  1. 赤が入るやつは、まさに「玉虫色」ですね~。
    というか綺麗に出てますね!(何故だ…w)
    こちらも引き続きあれこれテストしてみますー

  2. この度は良い顔料のご提供有難う御座いました!同じ塗装でもこっち方面は本当に疎かったので、色々情報を頂けるのは有り難い限りです。
    クリアー後の高輝度感も良い具合で、こちらも引き続きテストを継続してみようと思います。

  3. 新色お待ちしておりました。
    近いうちに眼鏡の写真を送らせていただきます。

    • 完成後にまた撮影して紹介しますので、是非そちらもご参考にして頂ければと!

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