S-WORKSのRAW画像加工

sworks (1 - 1)-4先日日記の方で紹介した完成画像ですが、使用した塗色(キャンディーグリーン&ブルー)の特性のせいかいつもの撮影に比べて実物と撮影画像との差が大き過ぎる(酷過ぎる!)と言う事で、今回は「日記は未加工のJPEG」と、「社外記はRAW画像を加工」といった感じで画像を見比べてみようと思います。

尚、上の画像は既に加工編集した物で、使用しているソフトは先日も紹介しましたPhotshop Lightroomです。どれもむやみに派手にしたり格好良くしている訳では無く、実際に近くなるようにしています。

SDIM0525 こちらが撮ったままのJPEG元画像で、また撮影に使っているカメラは普段は仕事では使わないシグマのDP2Merrillです。またカメラ自体メーカー修理から戻ってきたばかりなので状態も信頼出来ると思います。

sworks (1 - 1)-5こちらもRAWで撮影した物を加工した画像で、色相の他に明るさなども修正しています。

SDIM0543同じくこちらが元画像です。日記で紹介している画像と全く同じです。実物はこんなに黄緑ではありません。撮っていて私もビックリしました・・・。

sworks (1 - 1)-6 こちらも加工後の画像です。

SDIM0541そしてこちらは元画像です。実際はJPEGでの保存とRAW形式での保存が別々なので厳密にいうと「元の画像」では無いのですが、ただ日記の方は仕事の事なのでとにかく変な誤解が無いように明確に区別したいのです。


sworks (1 - 1)-7こちらも編集加工後の画像です。

今回の色味の特徴としてはまさに「キャンディーグリーン」と「」キャンディーブルー」が合わさったような色味で、見る角度や環境によってそれぞれに色が傾く傾向になっているようです。強い光が当たった時の正面は青味が強くなり、この時のような半日陰だと緑味が強く出るような感じですかね。面白い変化だと思います。

SDIM0546こちらが元画像です。いつも仕事で使っているニコンのカメラに比べるとSIGMAはコントラストが強めに出るようで、今回はその辺りも調整しています。

sworks (1 - 1)-8 そして今度は室内照明での撮影で、こちらはRAWでの加工修正後の画像となります。

SDIM0570こちらは加工前のJPEGです。色味は比較的良かったのですが暗かったので明るくしています。

sworks (1 - 1)-9 こちらもRAW加工後の画像で、キャンディーカラー特有の陰影・輝き・色の深味が表現出来ていると思います。

SDIM0586こちらは元画像で、これ自体も悪くは無いのですが、背景が白だとどうしても白飛びしてしまうので全体的な露出を控えています。黒を撮る時とか飛びまくりですが、さすがにあれはもうどうしようもありません。ちなみにリンク先のバイクのアルミパーツのオーナー様も仕上りには非常に喜んで頂けました。

sworks (1 - 1)-10 こちらはRAW加工後の画像となります。余り縦にして撮影はしませんが、フォークを装着したフロント周りが結構格好良かったのでつい(笑)。

SDIM0617こちらがJPEG元画像です。撮ったままの画像でも単体で見ると悪くは無いのですが、比べてみると後から加工が出来る素晴らしさ(笑)が判ると思います。ただこれを仕事でやったらちょっとインチキ臭いですよね。

sworks (1 - 1)-11 こちらもRAW画像を加工編集した物で、下の元画像に比べると輝きが違うかと(笑)。

SDIM0623こちらがJPEGの元画像です。

尚、少し前にCORSAIRのPCケースを撮影する際に照明を少し高くしたので余裕が出来ました。

sworks (1 - 1)-12 こちらがRAWの加工後の画像です。ちょっと明るくし過ぎましたが、光に当たった所が青っぽくなる点でこちらの方が実物に近いです。

SDIM0633そしてこちらが元のJPEG画像です。

sworks (1 - 1)-13こちらはRAW画像を加工した物で、明るさもそうですが色相も緑寄りに変更しています。

SDIM0637こうやってみるとやはり加工した後の方が格好良いですよね。勿論どちらが実物に近いかと言うとどれも加工後の物となります。しかしながら実物の方がどの画像よりも断然美しく感じられると思います。

sworks35 日記でも紹介しましたが、今回はこちらの色見本もご用命頂きました。こちらは未加工なのでかなり青く写ってしまっていますが、やはりフレームと同じ色となります。

sworks36今回の塗色は色見本用としても作成していますので、後日自転車のフレームを模した色見本プレートも紹介出来ると思います。

尚自転車関連は新たなお問合せも多いのですが(オフシーズンだからでしょうね)、取り敢えずゴールデンウィークまではお受付しない予定です。

4 thoughts on “S-WORKSのRAW画像加工

  1. 加工された画像拝見しました。
    比較すると元のJPEGは確かに黄緑色に見えますね。
    光の当たり具合で色が変化して見えるのは面白いと思います。
    明日フレームが到着するのでとても楽しみです。

    • わざわざご確認頂き恐縮です。
      実際の所はそれぞれ見ているモニターで違うので、何を持って本物らしいのかは判断が難しい所ですが、今後の指針と言うか参考にはなると思っています。
      キャンディーカラーは特に光の当たり方で変わるので、外で使って、室内に飾ってと、きっとニマニマ出来ると思います(笑)。
      到着までもう少しですが是非楽しみにどうぞ。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

  2. 先ほど宅配便でフレームが無事に届きました。
    早速開けてみました。感動しました。
    メール等で何度もおっしゃっていたとおり実物の方が断然綺麗でした。
    塗装を依頼した時にお送りした2016ツール最終日にサガン選手が乗ったVENGE VIASの画像に限りなく近いグリーンだと思います。
    ここまで色合わせ頂きとても感謝しております。
    大事に乗ります。ありがとうございました。

    • 製品は無事お手元に届いたようで、また仕上りも気にって頂けて本当に何よりです。わざわざご報告頂き恐縮です。

      キャンディーカラーは色によっては画像でも綺麗に表現出来るのですが、今回の物を画像で表現するのは何故かとても難しかったです。ようやく実物を見て頂き安心致しました。

      ちなみにその後、今回塗装したフレームの画像を、それぞれ違うモニター上で見るとどうなるのかなどの色比較なども行っていまして、後日こちらでも紹介したいと思います。撮影もそうですが、見るモニターによっても色味が全然違ったので困りました(笑)。

      この度は当店をご利用頂き誠に有難う御座いました。
      またどうぞ今後ともPRO_Fitを宜しくお願い致します!

pro-fit へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)