新★クロマフレア風パウダー顔料

クロマフレア風顔料

先日テスト塗装を行ったマジョーラっぽいクロマフレア風のパウダー顔料ですが、それとは別ルートで違う顔料も手配していました。結論から言うと、今回のは凄いです。

 取り敢えずクロマフレア系は3種で、奥に見えるゴールドは偏光でもなんでも無いゴールドです(ただしこの中ではそれが一番高いと言う・・・)。

 先程の画像の一番手前の顔料で、青→紫→赤→橙→黄に変化する色です。

 別角度から見るとこんな感じです。前回テストした顔料に比べ、かなり色変化が激しいです。

 こちらは先ほどのとは別で、最初の画像の左手前にある色です。

「青→紫→赤→橙」に変化するとの事で、最初の色と似たような系統になりますが、

 この手の色としては非常に粒子感が細かく、これはマジョーラ、クロマリュージョンカラーに匹敵する上品な質感です。そう、求めていたのはこれなんですよ!

 先程の画像と同じ色ですが、見る角度によってここまで色相が変化します。パウダータイプでこれはヤバいレベルです。

 こちらはまた別の色で、最初の画像の右奥にある色となります。

 この中では一番粒子感が大きく、「青緑→青→紫→赤」に変化する顔料です。私的な見解としては赤味が判り難いので「青緑→紫」といった感じですが、青緑が非常に綺麗な色あいで、上品な色変化が実用向けでもあるかと思います。

 そしてこちらはゴールドで、粒子は粗く見えますが、口径0.3mmのエアーブラシで普通に塗れます。粗く見えるのは顔料のサイズと言うよりも「輝度」がとても強い感じで、こういう顔料は他に見た事が無かったので今回試しに買ってみました。ちなみに値段は先ほどのクロマフレア系の倍します。

通常こういった発色の良いゴールドを表現するには、シルバーの上に透過性のイエローを塗る「キャンディーカラー」となりますが、単体でここまで綺麗なゴールドが出せるなら何かに応用できるだろうと思っています。となるとやはりマイクですかね。

ただこの影響力からしてスプレーガンや周りへの影響(被害)が強いので、正直なところは余り使いたくは無い色でもあります。

クロマフレア系のパウダー顔料はさらに3色を追加で発注しているので、それらも届き次第テスト~色見本を作製しようと思っています。私はこの手の色は余り詳しくなく、またこれらの顔料は海外からの取り寄せなので情報が得られないのがネックなのですが、以前工場に遊びに来られた塗装屋さん達ならこの系統の色は良くご存じの筈なので、どれがどうマジョ―ラの色に該当するのかを確認して頂こうと思っています。是非に(笑)。

2 thoughts on “新★クロマフレア風パウダー顔料

  1. gunさん宅へお邪魔すればウサギさんのサンプルが並んでいると思います♪

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