マスキングテープ レーザーカット

 先日、知り合いの塗装屋さん(GUNさん)が工場に遊びに来まして、以前テストしていた、マスキングテープのレーザーカットを行いました。

GUNさんについては何度もこちらで紹介していますが、「誰だそれ?」と言う方は以下の記事を見ると判り易いかと思います。本業はデザイナーさんですが、趣味で色々ヤバい塗装をしている方です(笑)。

マスキングシートを届けついでに

当工場の二階にあるCO2レーザー加工機は、仕事用と言うよりかは趣味として使っている物ですが、予想以上に塗装の付帯作業で活躍してくれていて、お陰で元手が取れたかも知れません(笑)。

 と言う訳で、今回はGUNさんが持ち込んだIllustratorのデータを使い、3Mのマスキングテープにレーザーでカットしました。

 レーザーの出力とスピードを調整し、台紙を切らないようにしつつマスキングテープだけをカットしています。今回は焦点距離を11ミリ、スピードを秒速15ミリ、パワーを8.2としました。

 ちなみにこれくらいならカッティングプロッターでもカット出来ますが、レーザーでカットする大きな利点としては、

 カス取りを全くしなくて良い事です。

通常カッティングプロッターでカットした場合、どうしても余計な部分も一緒について来てしまうのですが、レーザーでのカットだと「糊」の部分もしっかり焼き切ってくれるので、欲しい部分だけがスッと剥がせます。当たり前のように感じますが、カッティングプロッターではこれがどうやっても出来ないので(全てくっ付いて来ます)、それに慣れている人はきっとこれに驚くと思います。GUNさんは勿論、私でも毎回感動していますので(笑)。

GUNさんも近々レーザー加工機を買うかも知れないとの事で、そうなるとうちで使っている中国製の物より出来が良いでしょうから(特にソフト面が)、きっと今までよりさらに幅が広がるのでは、と思っています。

ただレーザーを使う場合は臭いもそうですが、以前一度火を噴いた事があったので(しかも丁度GUNさんが来ている時に!)、使うのに躊躇しなくて良いハンディタイプのCO2消化器も用意していおいた方が良いかもですね。

4 thoughts on “マスキングテープ レーザーカット

  1. マスキングテープしか切らないなら
    ダイオードレーザーが手間がいらなくていいんじゃないでしょうか
    国産のだとソフトもちゃんとしてますよ
    アクリルも切るなら迷わずCo2レーザーですけど
    うちのも中華のCo2レーザーなんで、ソフトがダメダメで
    レーザー出力の調整が手動じゃ使いがってが悪いです
    10万台で中華なら買えますが、ソフト面なら20万台でしょうか

  2. GUNさん的にはマスキングテープしか切らないようですが、取り敢えずCO2レーザーを買うみたいです。国産の比較的安価な物なので、ソフト面は問題無いようですね。
    また購入の際には色々な種類を扱っているショップさんでデモもやってもらうとの事なので、その辺はプロの方にアドヴァイスを受けられれば良いのではないでしょうか。

    ダイオード―レーザーは良く判らないのですが、安価なカーボンレーザーは制限が多く使い道が微妙みたいですね。

  3. 国産のなら問題無いですね、サポートもしっかりしてますし
    私は最初にダイオードレーザー買っちゃった口でして(^_^;)
    3wでしたが、ベニヤの3mmくらいでしたら切れましたし
    これで充分やんと、最初は思っていたんですが
    パワーがないので、カットはゆっくり数回同じ場所切らないとですし
    やっぱりアクリル切りたいで、結局co2レーザーに
    ただ、かなり物大きくなりますし、住宅街での運用は何かと気を使いますので
    マスキングテープカットだけなら簡単な方がいいかと思いまして
    自分が買い足してるのに、何言ってんだって話しですが(^_^;)
    電車の車両などの鉄道モデルで同じレーザーで使いこなしてる方もおられますし
    私が使いきれてないだけなんですけどね

  4. アクリルはCO2レーザーがあると楽しいですよね!
    臭いは酷いですが、GUNさんの所ならこれも大丈夫だと思います。なんていったって自宅で2液ウレタンバンバン使っているくらいですから(笑)。

    そう言えばうちも材料取り寄せたので、キーホルダーまた作らないとです!

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