親戚の子供が「このキーホルダーを自分で作りたい!(塗りたい!)」という事で、今度当工場で子供向けのワークショップを開く事にしました。
ただどうせならという事で、他にも何かできないか考えていまして、
この辺の物は普通に100円ショップで買えそうですが、自分で選んだロゴが目の前でレーザーでカットされている光景を見たら多分楽しいんじゃないかと思いまして。材料はタダみたいな物ですし(笑)。
工程としてはいつものようにIllustratorでデータを作り、端材のアクリル板をレーザー加工機でカットします。テンプレートを作り、一部に推しのキャラクターを入れられるようにしています。姪っ子はスマプリだかすとプリだかを入れたいらしいです。
折り曲げる箇所にはカッターなどでケガキを行うのですが、子供だとそれが一番難しいと思い(と言うか私が対応しきれない恐れがあるので・・・)、一応それ用のジグを作っておきました。ここにカットしたアクリル板を嵌めて、折り曲げる部分に線を引けるようにしています。本番用はこれをMDF板で作ります。
そしてジャジャーンと!アクリルヒ~タ~です。アクリルを曲げる為に使う道具ですね。
これは以前から買って持っておいた物ですが、土台の木がチープ過ぎるのでちゃんとした台を作ろうと思い、ただ急遽使わないといけなくなってしまったので今回そのまま組み上げました。垂木の感じが本当に嫌・・・。
電気を流して数分するとステンレスパイプが熱くなるので、このパイプの上にアクリル板を置いておけばそこだけが柔らかくなり、簡単・綺麗に手で曲げられる!という優れ物です。なので見た目がもう少し良ければ・・・。
ただ熱を当てる箇所がズレると斜めに曲がってしまうので、それの防止の為にしっかり水平・垂直が判る台を作っておきたかったのです。まあ今回はケガキ用のジグを作ったのでとりあえずは大丈夫です。
参加するのは中・高・大学生まで色々で、少し危険な感じがしないでも無いのですが、この辺の作業は勝手にやって貰おうと思っています。自分で釣った魚に串を挿して焚火で焼くような感じですかね(全然違いますか)。
折り曲げる角度についても基準が判り易いようジグを作っておこうかと思いましたが、むしろその辺は自分の感覚みたいなのを使って貰いたかったのでやめておく事にしました。完璧な物を作るのではなく過程を楽しむのがワークショップですからね。
と言う訳で実はここまでがオマケみたいな感じでして、
これをスプレーガンを使って塗装をして貰い、枠を着けてキーホルダーにします。先ほどのスマホスタンドは塗装して熱を入れて待っている間にやる感じですかね。
こんな感じでスマホを載せます。100円ショップで売っている物より大きくてしっかりしています。
裏側の穴はコードを通す為で、ちなみにQiのワイヤレス充電も出来るよう現在基盤を手配中です。それは大人用という事で(笑)。
Kindleも普通に使えたので試しにiPadも載せてみたら、そちらは重過ぎてズレ落ちてしまいました。
参加する子供達も「あの時もっとここの角度を鋭角にしておけば・・・!」みたいに悔しく思って貰えればと思っています(笑)。
その後開催しました!