BOSE101MM改 Bluetooth⑭ 完成

 先日より組付け作業を行っている、BOSE101MMモニタースピーカーです。取り付けたスイッチにそれぞれの機器の配線を繋ぎます。

背面のアクリルパネルは網戸なんかと同じように上下に溝を設ける事で着脱可能とし、なので天吊りする際など逆さまにする事も可能です。まあそれだとわざわざコードレスにした意味がないのでしませんが(笑)。

本体から切り取っておいたバスレフは純正のままだと長過ぎて内部の機器に当たってしまうので、カットして短くしました。

そして組付け完了です。今回は無事完成しました(完成していない案件も多々あるので笑)。

やっている内に修正したい箇所が沢山出て来てしまったのですが、とりあえず他にもやりたい事があるので、まずはこれで一旦完成とします。

頭の中で「ここをもっとこうした方が絶対良い」と思いつくと現状が失敗作のように思えてしまい、撮影も嫌になって作業が止まってしまうのですが、今回はなんとか強引にやりきる事にしました。

 色はキャンディーレッドの艶消し仕上げです。レッドアルマイト風に見せてます。

中に入れたオーディオスペクトラムインジケーターランプVFD=Vacuum fluorescent displayのせいでスピーカーの背面(磁石の部分)が見えなくなってしまったのが残念ですが、まあこれはこれで良いかなと思ってます(着脱も可能にしてますし)。

ちなみに昔はプラモデルを作るのも好きだったのですが、今は何かしら実用が伴っていないと意味が無いように思えてしまい、結果色見本とか時計とか今回のようなスピーカーにと興味が偏っている傾向にあります。

と言う訳で電源を入れてみました!

照明は2段階で、この状態だと青色LEDだけとなります。

それに白色LEDを点けた状態がこちらです。操作パネルに施したレーザー彫刻が光って格好良いです。動きがあるのはやはり良いですね!

現在はちょっとした理由があって有線で鳴らしていますが(ツッコみたい方も居るのではと)、もう少ししたらマイナンバーカードが届くので、そうしたら無線で鳴らす姿を動画を撮影してTwitterにアップしてみようと思います。

ちなみに使う時はスピーカーがこちらを向くので折角の操作パネルが見えないのですが(苦)、定位置が決まったら画像のように後ろに鏡を置いておこうと思います。

次は残りの101MM(3個)をクロマフレア風の塗装とかに、あとは色相環壁時計&キーホルダーの作成を再開しようと思います。またもう一台ジャンク品のBOSE SoundDock Series IIを入手しているので、さらにBluetoothのスピーカーも造ろうと思っています。やる事が全く尽きません(笑)。

BOSE101MM改 Bluetooth⑬ 組付け

 先日外装の塗装を終えていたBOSE101MMモニタースピーカーの筐体です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

内側にも塗料が飛んでいるので、改めて艶消し黒で塗り直しておきます(ただし今回はベースコートのみ)。

そしていよいよ組付け作業です。夜の部と言うか、ご褒美タイムです。最近は徒歩通勤なのでアルコールも入ってます(笑)。

フロントパネルは元々艶あり黒のアクリル板で作っていましたが(単なる間違いで)、改めて艶消し黒で作り直しました。データさえあれば切り直す手間は殆ど掛からず、まるで助手が居るようでレーザー加工機と言うのはなんて素晴らしい!と実感しています(笑)。

そしてそれを固定する為の裏当てを、5mm厚の透明アクリル板で作成しました。

ナットを着けるのは面倒なので、穴は小さめにカットしておき、それにタップを切ってネジ山を作ります。こういう工具も一通り揃っている環境が楽しく、子供の頃を自分を呼んであげたいです(当時ドリルは手回しでした。笑)。

こんな感じでスピーカーパネルを固定しました。表の黒い板との間に10ミリくらいの隙間があるので、いずれここも何か装飾しようかと思っています。

筐体内部に取り付けたLEDモールからの光がアクリル板の断面に当たる事で、スピーカー部分も光るようになっています。いずれレーザー彫刻で文字とかも入れたりするかも知れません。

そして表からです。敢えて純正っぽく艶消し黒にしましたが、ここが透明になると中が見えるのでその方が格好良いかもですね。

そして背面パネルです。両サイドに取り付けたステンレス製の取っ手が予想以上に格好良くて気に入ってます。ガチャコン!とケースに挿し込みたくなりますよね(判りませんか・・・)。

頼んでいた平端子も届いたので、近々スイッチ類も組付けていこうと思います。完成する日も近いです。おっとヨダレが(笑)。

BOSE101MM改 Bluetooth⑫ 本塗り

先日内部機器のテストを行っていたBOSE101MMスピーカーです。

いよいよ本塗り工程となります。

現状は純正の状態(未塗装)に見えますが、下塗りとして艶消し黒(1コートソリッド)を塗った上に足付け処理を行ってあります。

 まずは下色としてシルバーを塗ります。

そして透過性の赤を塗ります。ベースコートですが樹脂分の割合が多いのとハードナーが入っているので半艶になっています。

そして艶消しクリアーを塗って艶が消えた状態です。

途中ブルーグリーンのキャンディーカラーにしようとも一瞬考えたのですが、とりあえず一回はやっておきたかったレッドアルマイト風のキャンディー艶消し塗装にしました。

今では普通の事ですが、10年くらい前は使っている材料ややり方などをオープンにしている人(ウェブサイト)は少なく、当時お問合せ頂いたのがこのレッドアルマイト風の塗装でした。

医療関係で使う器具には色で識別しないといけない物があるらしく、プラスチック製のそれを、見本として一緒に預かった赤アルマイトの器具(勿論アルミ製)のように出来ないか?と言うご相談でした。体に開けた小さい穴から差し込んで使う外科用の器具で、規定上それを赤アルマイトにしなければならなかったようです。幸いにしてテールランプを塗る時に透過性の赤=キャンディーレッドを使っていたので、「それを艶消しにすれば同じように見えるんじゃ?」と思い試したのがこの塗装でした。もう30年くらい前だと思いましたが、まだ12年くらいしか経っていない事に驚きました・・・。

これでいよいよ塗装工程が終わったので、後は各機器の組み込み作業です。ついに完成が見えて来ました・・・!

BOSE101MM改 Bluetooth⑪

先日筐体にステンレスの取っ手を取り付けていたBOSE101MMスピーカーです。

取っ手を着ける面は少し角度がついていて、そのまま取り付けると外側に広がって格好悪いですから、

ベルトサンダーで取っ手の設置面を削って真っ直ぐになるように修正しておきます。

筐体はこの後塗装作業に入ります。いよいよです。

そして中の作業です。どちらかと言うとこちらの方が断然楽しい・・・!

新たに取り寄せたBluetoothアンプにはライン入力がついているので、

そこから配線を出し、

 パネルに取り付けたイヤホンジャック端子に繋ぎます。

実際に有線でスマホに繋いでみると鳴りました!

Bluetoothと有線との切り替えはトグルスイッチで行うようにしています。

また交換したアンプにはライン出力も着いているので、そこからオーディオスペクトラムインジケーターランプVFD=Vacuum fluorescent displayに配線を繋ぎます。単に電力を消費して重量増になるだけですが、なんて格好良い!(惚)

今回のBOSE101MMスピーカーのBluetooth化の作業ですが、塗装やアクリル板のカット、各機器の配線など、子供の頃に憧れていた事が全部詰まっていてとてつも無く楽しいです。

次はいよいよ筐体の塗装です。